祝・新成人!関西女子陸上界の期待の星・青山華依選手
2023年1月8日、大阪市天王寺区で行われた「二十歳のつどい」。新成人としての輝かしい未来への期待と希望を胸に、一堂に会した若者たち。その中に、集合写真を撮るカメラに向かって、一際、まぶしい笑顔を投げかける女性がいました。
2021年、東京オリンピック日本代表、そして世界陸上4×100mリレー代表の経験を持つ、関西女子陸上界の期待の星・青山華依(あおやま・はなえ)選手です。
青山選手に密着取材を重ねてきた「あすリート」は、新成人という節目を迎えた青山選手に、率直な今の心境を聞きました。
母から受け継いだ振袖を纏い、より一層際立つ「自分らしさ」を胸に
艶やかな振袖に身を包み、フレッシュな笑顔がこぼれる青山選手。ぐっと大人びた雰囲気になった彼女が今、感じている “新成人の実感” とは…?
(ディレクター)「20歳になって、心境の変化はありますか?」
(青山)「ないです(笑)。とりあえず、言葉をちゃんとします。喋り方とかですね(笑)。たまに、文章の並び方とかを、言ってから後悔することがあるので、それを直したいです(笑)」
はじける笑顔で、チャーミングな抱負を話してくれた青山選手。成人の日に纏っていた振袖にも、一入の想いが込められていました。
(ディレクター)「素敵な振袖ですが…これはどうやって決めたんですか?」
(青山)「これは、お母さんの振袖です!帯とかは、全部自分で替えました。お気に入りのポイントは、(振袖にあしらわれている)蝶々とかですかね。あとは、ヘアスタイルは黒にしようっていうのは決めてて。短くするかしないかで迷って…我慢できなくて短くしたので、ハーフアップにしました。」
「2024年のパリ五輪に向けて、11秒20は出したい」
ポテンシャルの高さや競技に対する情熱もさることながら、ファッションに対する抜群の感度で、高い注目を集めることも多い青山選手。陸上シーンでも、プライベートでも、唯一無二のセンスが光る、そんな彼女の2023年の抱負は…?
(青山)「2年連続で続いている【前半シーズンだけいい記録が出る】っていうのをやめて、ずっと一定で、1番初めに出たベストを出せるようにしたいです。あと、大きい試合があるので、それにひとつでも、選手として出場できるといいなと思っています。2024年にパリ五輪をひかえているので、ベスト(記録)を0.1でも詰めたいんですけど…。参加標準記録が高かったので、11秒20は出したいですね(笑)。でも、今、一番実現できるのは、11秒30秒台をまず出すことなので、そこから11秒20を考えていこうかなと思います。」
大一番の目標を見据え、今、越えるべき壁を定める―青山選手の【強さの秘訣】が垣間見られた、2023年のはじまり。新成人として、競技者として、心に湧き上がる【新たな情熱】を胸に、2023年、さらなる飛躍を誓います。
(読売テレビ「あすリート」)
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