【陸上/三段跳び】 学生新でブレイク! 播州生まれのトリプルジャンパー 船田茜理(22=武庫川女子大)
2023年4月22日放送 / 陸上競技
2023年4月22日放送 / 陸上競技
「(世界が)見えるところまで来たので、次は、日本を出て、海外で活躍したい……です。 出来るかな?(笑)」
日本インカレの優勝インタビューで、はにかみながら答えたのは加古川出身 22歳のトリプルジャンパー船田茜理(武庫川女子大)です。
去年、その才能がブレイク!
6月の日本選手権で優勝争いをして2位、8月には24年ぶりに学生記録を塗り替える13m81(当時日本歴代2位)を跳び一躍日本のトップジャンパーに。
今シーズン日本記録と日本選手権チャンピオンを狙う女子跳躍界の逸材です。
小学生で陸上を始め、高砂高校で走り幅跳びから三段跳びに転向。
自らを“変わった子” “人と違ったことをやりたがる子”と称する船田は「幅跳びは一歩で着地するじゃないですか、3歩もあるんですよ!」と三段跳びの魅力を表現する。
高校時代は無名、3年の時に全国インターハイに出場するも決勝へ進めず。
「そのとき、陸上をしてて初めて泣きました。悔しくて悔しくて。」
生来の負けず嫌いがこのとき点火、武庫川女子大へ進学し、その時の悔しさを思い出し、辛い練習を耐え抜き、去年ブレイクしました。
この3月で武庫川大学を卒業。
「慣れるのに時間がかかるタイプなので、練習環境を変えたくなかった。それと自分の記録が急に伸びた要因など三段跳びを科学的に分析したい。」と同大学院に進み、陸上を続ける決断をしました。
大学院生、しかし陸上部では後輩からも いじられ”役という愛すべき性格、学生トップを意識せず “自分らしく” 日本記録更新、そして世界へ挑みます。
兵庫 加古川出身 22歳
県立高砂高校〜武庫川女子大 この4月に同大学院 健康・スポーツ科学研究科へ進学。
2020年 日本インカレ 3位 12m63
2021年 兵庫選手権 優勝 13m11 兵庫県新記録
関西インカレ 優勝 12m79
2022年 学生個人選手権 3位 13m03
日本選手権 2位 13m46
トワイライトゲームス 優勝 13m81 日本学生記録 日本歴代2位(当時)
日本インカレ 優勝 13m56
2023年 日本室内選手権 優勝 13m27
兵庫インカレ 優勝 13m35
船田選手ら学生アスリートが出場する学生陸上個人選手権は4月21日(金)から3日間、 あすリートチャンネルでライブ配信します。
パソコンやスマホで、ぜひご覧下さい!
学生陸上個人選手権の特設サイトはこちら。
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