阪神キャンプ最終クール2日目。
400人のファンが訪れたこの日は、午後から紅白戦が行われました。
注目は白組の2番セカンドで出場した糸原健斗選手。
新型コロナウイルスの陽性判定により調整が出遅れましたが、実戦で持ち前の勝負強さを見せました。
5回の第3打席、無死一塁で紅組3番手の小川一平投手の直球を完璧に捉え、右翼席に飛び込む2ランホームラン。初実戦とは思えないパンチ力で存在感を示しました。糸原選手は試合終わりに「野球ができる喜びを感じて、今日は楽しんでいこうと思っていた、もう一度自分の打撃を研究して実戦で試せて良かった」と力強くコメント。日本一へ向けて順調な調整ぶりを見せました。
この日の虎打線は絶好調!
白組の9番DHで出場した高卒3年目の遠藤成選手が3回に先制ホームラン。
5回の糸原選手の一発に続き、7回には紅組の3番マルテ選手が左翼席に豪快アーチを見せ、今季初の“ラパンパラ”を披露!
次打者の4番・佐藤輝明選手も右翼席に弾丸ライナー、2者連続のアベック弾で観客を沸かせました。佐藤輝選手は試合終わりに「強いスイングを心がけた、しっかり打てたんで良かったんじゃないですか」と笑顔でコメント。佐藤選手は紅白、対外試合では7試合に出場し、24打数11安打。シーズンに向けて好調な仕上がりを見せました。
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