ドラフト1位指名でも「野球エリートではない」
阪神タイガースにドラフト1位で入団した森下翔太選手は入団会見で「エンゼルスの大谷翔平選手のような世界で通用する選手になりたい」と宣言しました。
森下選手は東海大相模高校時代に甲子園に出場し、高校通算57本塁打を記録を残すと、中央大学時代には日本代表に選ばれるなど活躍しました。
まさに野球エリートの森下選手ですが本人の中では違うといいます。
(森下)「高校生の時は実力なくてプロにいけてないですし。大学も2年、3年と結果が残らず、すごく苦しい時期の方が長かった、今までは(そういった)野球人生だったかなと思います」
活躍できるようになったきっかけ
そう語る森下選手ですが、大学3年生の時の出会いが、転機だったといいます。それはアスリート向けパーソナルジム、Rebaseの代表・池田則仁さんとの出会いです。池田さんは、出会った時のことをこう振り返ります。
(池田さん)「この選手、【なんて呑み込みが早いんだろう】と。想像の上をいくというか、シーズン入ってからでも今の実力ではなく、その上まで行ける選手だなっていうふうに感じています」
Rebaseで自分の打撃を作り上げ、プロの世界の門を叩いた森下選手が力強く語ってくれました。
(森下)「活躍するためにこの世界入って来たので。まずは開幕1軍でスタメンで。新人王そこをずっと目指してます」
宣言通り、開幕1軍スタメンを果たした森下選手。その後は2軍戦で励む日々も、打率は3割6厘(5月12日終了時点)と1軍昇格を目指して日々挑み続けています。ドラ1ルーキーの1年目は、どんなシーズンになるのか、期待が集まります。
森下翔太 MORISHITA SHOTA プロフィール
・2000年8月14日 22歳
・出身: 神奈川
・経歴: 東海大相模高-中央大~阪神(202年ドラフト1位)
・外野手
(読売テレビ「あすリート」3月25日放送 ※放送後一部追記)
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