第7節を終了して勝ち点4と単独首位に立っている立命館。立同戦で勝ち点を上げれば2季ぶりの優勝が決まる。
ここまで好調のチームの一番の立役者はエースの坂本裕哉(文4)だ。昨年から先発を務めている坂本は今季ここまで7試合に先発して4勝1負、防御率は0.82でリーグトップとエースの名にふさわしい内容だ。
その中でも今季特に際立ったのが首位攻防戦となった近大戦での投球である。初戦、近大のエース村西との投げ合いを制し完封勝利を果たすと、3戦目にも先発し、9回2失点(自責0)の好投で勝ち点奪取に大きく貢献。優勝へ大きく近づく結果となった。
大黒柱に成長した坂本が立同戦でも圧巻の投球でチームを優勝に導く。
一方、チームの打の柱といえる選手が大本拓海(文4)だ。今季は4番、捕手、主将という3つの大役を担いプレーしているが、ここまでリーグ7位の打率0.324とその大役にふさわしい成績を残している。
4番を担っているだけあって長打も期待されている大本だが4番という立場上警戒されている故か、今季はここまで意外にも本塁打はない。しかしながら、対関大3回戦の終盤につなぎの打撃でチャンスを広げ逆転に結び付けたようにチームへの貢献度は大きい。
また、立命のチーム防御率は1.05であり、リーグトップ。捕手として、リードの面においてもチームに大きく貢献しているといえる。
攻守でチームを支える主将が、チームを優勝へと導く。
(立命スポーツ編集局 橋本拓真)
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