板橋美波 itahashi minami

2000年1月28日 兵庫 宝塚生まれ 19歳
身長150cm 体重47㎏
甲子園大学/JSS宝塚スイミングスクール
小学1年生で競泳を始め3年で飛び込みに転向、馬淵崇英コーチの指導を受ける
2014年 日本選手権3メートル板飛び込み 当時14歳の史上最年少で優勝。
     以降、選手権4連覇など高飛び込みでも十代で国内トップとして世界と戦う。
2016年 リオデジャネイロ オリンピック高飛び込み 8位入賞
2017年 ブダペスト世界選手権 高飛び込み 7位入賞
NEWS / King&Prince / ジャニーズJr.のファン(Instagramプロフィールより)

「嬉しさ4割、悔しさ6割」

高校生で出場したリオ・オリンピック、高飛び込みで日本勢として80年ぶりに入賞を果たした板橋美波選手。
「嬉しさ4割、悔しさ6割」と振り返る初めての夢舞台。
その思いの裏には過酷な練習に日々と、本番での苦渋の決断がありました。
「本番の2日前から微妙に回転の感覚がおかしくなって」         」
世界女子では板橋美波ひとりしか出来ない大技「109C」(前宙返り4回半抱え型)を回避、
馬淵崇英コーチとともにギリギリの選択を強いられ、結果として入賞を勝ちとったのです。
しかし、板橋選手は「自分の中ではメダルとれる自信があったんですが、8位は悔しくて…」
このとき16歳、板橋美波選手は4年後の TOKYO2020 に誰よりも強い思いを残します。

本拠地はJSS宝塚、男子の超新星 12歳の玉井陸人選手もいっしょに練習している

試練のとき

そんな彼女に試練が襲います。
去年、網膜剥離で手術、ことし3月には疲労骨折で左足のヒザから足首までチタン製のプレートを入れる手術を受け、
長期間 試合に出ることも、練習することも出来なくなったのです。
武器である「109C 」は両刃の剱、身体に大きな負担のかかる大技、
10メートルの高さから飛びこむ練習を重ねたことが身体にダメージを与えていたのです。

4月から徐々にリハビリを始め、秋の大会での第一線復帰をめざす美波選手。
7月現在、回転(宙返り)を加えた飛び込みが出来るまでに回復しています。
目標は秋の大会に出場、そして2月の東京五輪の選考会で出場権を勝ちとること。

エースの自負

リオを経験した選手は女子では板橋選手ひとり。
「東京の前にリオで経験できたのは自分の中でも強みだなってのは思ってます。
 東京でいきなりオリンピックとなると自国開催で相当緊張すると思うんですよ。
 一回を経験して雰囲気はわかってるのでイメージは出しやすいかなって思います。」
とエースのプライドを覗かせる。
リオで16歳、東京は20歳、日本女子飛び込み界のエース 板橋美波、
大人になったミラクルガールに復活への手応えを聞きました。


ちなみに……好きな映画は「ダイブ DIVE 」(2008年)
「めっちゃ古い映画で、飛び込みの映画なんですけど大好きです」
飛び込み大好き、競技への愛を感じる美波さんです。

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