跳馬の高難度ロペス(伸身カサマツ2回ひねり G難度)
体操男子の徳洲会クラブと清風高校は8月10日、大阪市内で合同試技会を行いました。
注目は来年2021年春から徳洲会入りが決まっている、体操界のホープ・北園丈琉(清風高3)選手。
試技会では、いま重点的に取り組んでいるという跳馬の大技・ロペス(伸身カサマツ2回ひねり)を披露、着地は乱れたものの技の仕上がりに手応えを感じていました。
今後は、10月に予定されているインターハイ代替え試合と全日本選手権を目指し、大技の完成度を更に上げていきます。
(ロペスの動画と会見あり)
北園丈琉 (きたぞのたける) プロフィール
2002年10月21日生まれ 17歳
身長/体重 150cm/45kg
大阪出身 清風高校3年
2021年4月〜 徳州会
趣味 釣り
好きな食べ物 ハンバーグ
主な戦績 2018年 ユース五輪 個人総合、種目別で床・つり輪・平行棒・鉄棒の世界大会5冠
2019年 高校総体 高2で4冠を達成
東京五輪が延期となり「高校生で出場したかった」と悔しさも覗かせましたが、来年開催予定のオリンピックで金メダルを目指す北園選手に注目です。
試技を終えての感想は…
新しい技も入れた中で取りこぼしがあって、もっと点も上げれると思いますし、今日の出来は自分の中で納得がいっていないので、これから代替え大会や全日本に向けて拾えるところを拾って、質のいい演技を目指していきたいです。
6種目の中でよかった種目、良くなかった種目は?
良かった点は、(跳馬の)ロペスは一応立つことはできたんですけど、試合の1本に出す力がまだコントロールできていないので、そこがこれからの課題かなと思っています。
悪かった種目は平行棒。取りきらないといけない種目だったんですけど、ちょっとばたばたしてしまったので、そこは完璧にやりきらないといけない部分だったと思っています。
インターハイの代替試合に向けてのチーム状態と意気込みをお願いします
きょうの試合は悪くはなかったが、一人一人完璧じゃなかったと思いますし、まだ取れるところもあると思うので、そこを10月までに全員でやっていって団体優勝を一番の目標にしていきたいです
取材:山田芳治ディレクター
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