1月12日、神戸市・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でジャパンラグビー トップリーグ2020が開幕。
昨年の覇者で今シーズンも優勝候補の神戸製鋼コベルコスティーラーズと、田中史明と田村優の日本代表コンビを擁するキヤノンイーグルスの一戦が行われました。
会場となった神戸ユニバには、2003年にトップリーグが開幕してからは最多の23004人のファンが訪れ選手たちに声援を送りました。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 50-16 キャノンイーグルス
試合は前半から神戸製鋼ペースで進みます。
司令塔10番 ダン・カーター(元NZ代表 112cap)が前半7分にPGを決め、3点を獲得すると、その後は12番リチャード・バックマン 11番 山下楽平などのトライもあり前半だけで3トライ、キヤノンに付け入る隙を与えません。
一方のキヤノンは、日本代表でも10番を背負ってきた田村優が正確なキックでゴールキックを決め続けるも、神戸製鋼の激しいディフェンスの前で僅か1トライ。
前半は、22-10神戸製鋼リードで折り返します。
後半に入っても、神戸製鋼の勢いは止まりません。
日本代表の15番山中亮平がキヤノンディフェンスを力強いランとステップで翻弄すると、後半から出場したこちらも日本代表の中島イシレリが相手のタックルをはじき飛ばすビッグヒットを連発!
キヤノンも日本代表 田中史明と田村優のコンビで反撃を試みるもここまで。
終わってみれば、合計7トライをあげた神戸製鋼が50-16で圧勝。2連覇へ向けて好スタートを切りました。
神戸製鋼 山中亮平 試合後インタビュー
Q:今日の試合についてー
こんな満員で神戸ユニバの会場でやれたのは、嬉しい気持ちがある。ホームで勝ち切れたのは良かったです 課題もあるので修正して(自分たちのラグビーを)継続してやっていきたいです。
Q:ラグビーW杯後のラグビー人気はどう感じますか?
会場に人が多く集まるのは嬉しいですし、これを継続していくために選手たちもラグビーを一生懸命練習して良い試合をして観ている人に楽しさだったり、面白さを感じてもらえるように選手はやっていくだけだと思います。
Q:今日の試合とは、関係ありませんが大学選手権で早稲田大学が優勝したことについてー
テレビで観ていたんですけど、素直に嬉しかった。40日前の対抗戦では、早稲田が負けていて明治有利の試合だった。しかし、大学選手権では早稲田らしい良いアタックとディフェンスをして勝ち切ったのは感動しましたし、誇らしく思いました。今までラグビーの試合を見て泣くことはなかったが、初めて感動して泣きました。それぐらい嬉しかったです。
キヤノン 田中史明 試合後インタビュー
Q:トップリーグ初戦という事で大勢の観客が入ったことについてー
グラウンドに出た時に沢山のファンの方が見えたので本当に感動しました。
Q:今日の試合についてー
チームとして良い部分はあったんですけど、その時に最後ミスでいかしきれなかった所が多々あったのでそこを突きつめていきたいなと思います。
個人としては、まだまだ走れていないのでもっと走ってチームにチャンスをもたらすようなプレーをしていきたいと思います。
Q:相手チームに日本代表で共に戦った仲間が多数いたがどんな事を感じながらプレーをした?
良い選手がいっぱいいて、プレーヤーとして興奮しましたし、楽しかったです。
その分相手が強いっていうのが身にしめてわかったので努力してきたいと思います。
Q:キヤノンに移籍をして、個人として新たな挑戦だと思いますがどのような事を意識していますか?
個人のプレーというよりも、自分のこれまでの経験をチームに落とし込んで強くなるっていうのを意識したい。
経験を伝える為には、自分自信ももっとうまくならないといけないのでもっと努力していきたい。
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