大阪第3のJクラブ入りを目指すF.C.大阪が、2021年のチーム始動式を行いました。
昨晩からの大寒波の影響でうっすらと雪に覆われたJグリーン堺には、今季からチームに新たに加入する9選手を含め、全32選手とクラブスタッフが参加しました。
新たなシーズンの始まりに気持ちが昂り、あまり寝られなかったという吉澤正登会長は、冒頭の挨拶で、「昨シーズンはコロナ感染者を出さずに1年間戦えたことはよかった。いまは第3波がきて、厳しい日常の中で開幕に向けて準備をしていかないといけない」と、今も収束の兆しの見えないコロナ禍の中で今年も戦うことについて、引き続き気持ちを引き締めて準備することを求めました。
そして、2015年にJFLに参入してから最低の成績で終えたと昨シーズンを振り返り、今のままでは同じことを繰り返しとなると強調。そして、「チーム力を上げるというのは、個人の能力を上げること」と表現し、「個人のスキル、心身ともに体力・技術・心を全ての皆さんが昨年以上に高めてもらわないといけない。それが第一条件。」と会長の思いを伝えました。
さらに、2018年にHondaFCが、勝点79、76得点25失点というぶっちぎりの成績で優勝したことを例に挙げ、今年の目標を勝点80、77得点、24失点と掲げ、圧倒的な強さを見せてJFL優勝、J3昇格することを誓いました。
続いて挨拶をした疋田晴巳社長は、昨年は百年構想クラブ、J3クラブライセンスの取得、花園中央公園の指定管理者となったことを挙げながら、クラブとして確実に前進している中で、練習場やクラブハウスに関してなど、より一層の環境整備をしていくことを選手に約束。
その上で、ホームタウンの東大阪の方々に支持してもらうためには、成績が非常に重要となるとし、開幕から強いF.C.大阪を見せるために、1日1日の練習をおろそかにすることなく、一人一人が強い選手になってほしいと伝えました。
そして、2年目の指揮を取る塚原真也監督は昨シーズン、最終節で敗れてJ3昇格を逃すという悔しい思いをした大分での試合を挙げ、「ヴェルスパ大分の選手は優勝祝勝会をしていました。あの悔しい風景を、僕たちが1年後に笑って昇格できるように、優勝できるように日々のトレーニングを切磋琢磨してやりたい。」と、悔しい思いをしたあの光景を、今年は自分たちが行えるようにと選手に呼びかけていました。
その後、新戦力となる9人の選手が紹介され、今季は32人でシーズンがスタートすることとなったF.C.大阪。
始動式が終了すると、すぐさまミーティングが行われ、チームコンセプト、戦い方の確認が行われ、塚原監督2年目のシーズンが始まりました。
疋田晴巳社長 インタビュー
塚原真也監督 インタビュー
13 DF 岩本知幸選手 インタビュー
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