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台風の影響により開始時間が1時間繰り下げられて行われたJFL第23節F.C.大阪 対 ヴェルスパ大分の一戦。
台風の動き次第では試合開催さえ危ぶまれていたこの試合でしたが、予想に反して、風はやや強いものの、晴れ渡ったサッカー日和となりました。
F.C.大阪は残り12試合で現在10位に順位を落としていて、もうひとつも負けは許されない状況。一方のヴェルスパ大分は百年構想クラブで、現在はJ3昇格圏内の4位に位置し、追い抜かなければJ3昇格はないという相手との対戦とあって、何が何でも勝ち点3を手に入れたいところ。
この大事な一戦のスタメンには、8月に加入した新外国人FWエジウソンが来日初出場初先発。またDF前田悠斗、MF後藤準弥が久しぶりにスタメンへ名を連ねるなど、メンバーを入れ替えて挑みました。
前半9分、DF橋本侑紀からのロングフィードを中盤でつなぎ、左サイドのエジウソンがドリブルでサイドを駆け上がると、相手ディフェンダーを交わしてペナルティーエリア内に侵入し、シュートを放ちます。これは相手GKに当たりますが、ゴール前に詰めていたMF木匠貴大が押し込み先制点を奪います。
続く39分には、相手ボールをカットしたMF日髙慶太からのロングパスにエジウソンが反応。再びドリブルで持ち込むと、裏に抜け出したFW田中直基にスルーパス。田中直基がダイレクトで放ったシュートは相手GKに弾かれますが、またしても木匠がこぼれ球を押し込んで待望の追加点。F.C.大阪は5月15日以来の複数得点となり、2-0とリードして試合を折り返します。
後半に入り、相手にややボールを持たれるシーンが出始めると、54分、V大分のフリーキックをクイックリスタートからロングボールを繋がれ、最後は後半から投入されたFW前田央樹に決められ1点差に迫まられます。
F.C.大阪はさらなる追加点を狙うべく、60分に田中直基、エジウソンに代えてMF久保吏久斗、FW坂本修佑を投入。この日は FW登録でベンチ入りしていた坂本はF.C.大阪に入っては初めて攻撃的なポジションでの起用となります。ディフェンスラインからのロングボールを長身を生かして競り合い、前線に起点を作ります。
75分に後藤準弥に代えてMF町田蘭次郎、83分にはDF齊藤隆成、MF木匠貴大に代えてDF舘野俊祐とMF和田幸之佑を投入。守るのではなく、もう1点を取りに行くというメッセージを込めた選手交代で攻撃的に試合を進めます。
この試合、右サイドバックで出場したMF大山武蔵選手は、自身の持ち味でもあるスピードのある仕掛けで、右サイドのアップダウンを繰り返し、今季初めてフルタイム出場で、攻守に渡りチームに貢献します。
最後まで攻め込んだF.C.大阪は、アディショナルタイム、町田のドリブルから絶妙のクロスをゴール前に詰めていた坂本にビッグチャンスが訪れますが、惜しくも追加点ならず。しかし相手を上回る9本のシュートを放ったF.C.大阪がそのまま逃げ切り、2-1で終了のホイッスルとなりました。
7月18日の第17節のホンダロックSC戦以来5試合ぶりの勝利。さらにホームでは4月3日の第4節高知ユナイテッドSC以来の勝利となり、J3昇格戦線に踏みとどまる一勝となりました!
次回のホームゲーム
10月10日(日) 13:00キックオフ
F.C.大阪 vs ソニー仙台FC @東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
塚原真也監督 試合後会見
MF7 木匠貴大選手 試合後インタビュー
FW41 エジウソン選手 試合後インタビュー
MF20 大山武蔵選手 試合後インタビュー
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