【F.C.大阪】三重に引き分け連勝ストップ！今季のJ3昇格の夢断たれる！【FC大阪】

2021年11月21日 / サッカー

大阪第3のJクラブを目指し、ここまで4連勝でJ3入りへわずかに可能性を残しているF.C.大阪は、アウェイで、同じくJ3昇格を目指すヴィアティン三重と対戦しました。

前節とスタメンは変わらず、ベンチにはDF岩本知幸、MF水野匠弥、FW濱野雄太が名を連ねました。

前半からF.C.大阪が相手陣内に攻め込み、コーナーキックなど得点のチャンスを作りますが、先制点とはなりません。徐々に相手にボールを持たれる時間が増えてくる中で、、F.C.大阪ディフェンス陣がしっかりと相手の攻撃を防ぎ、得点を許しません。

すると25分、右サイドからMF木匠貴大のクロスを相手GKがクリア。このボールを拾ったMF町田蘭次郎が強烈なミドルシュートを放ち、これが先制ゴール！0－1とリードして試合を折り返します。

後半に入ると、F.C.大阪はお得意の高速カウンターからチャンスを作り出す回数を増やしますが、ラストパスが通らず、追加点を挙げることができません。攻撃に厚みを出すためにDF舘野俊祐、MF水野匠弥、FW坂本修佑、FWエジウソンと攻撃的なカードを切りますが、あと少しが届きません。

追加点が取れない中で、この1点リードを守り切って試合を締めたいF.C.大阪でしたが、88分、自らのミスから痛恨の同点ゴールを許してしまいます。

J3昇格のために、なんとか勝ち越し点を挙げて望みを繋ぎたいところでしたが、最後まで相手のゴールをこじ開けることができず、1-1のままで試合終了。

負けこそはしなかったものの、昇格の対象となる3位ヴェルスパ大分が勝利をあげたため、残り試合でV大分の勝点を上回ることができなくなり、今シーズンでのJ3昇格の望みが途絶えてしまいました。

Jリーグクラブ入りの条件をとなる「百年構想クラブ承認」「J3クラブライセンスの取得」をし、コロナ禍の中で戦った2シーズンでしたが、今年もあと一歩のところで涙を飲む結果となってしまいました。

今シーズン残すところあと2試合。来年こそはJ3昇格を掴むために、F.C.大阪を支えるファン・サポーターが期待の持てる姿を見せて、シーズンを締めてもらいたいところです。