伝統の一戦がついに幕を開ける。第96回関西学生サッカーリーグ前期第5節にあたる『第63回関関サッカー定期戦』が5月3日、14時よりキンチョウスタジアムで行われる。
近年、激戦が繰り広げられる関関戦。昨年の前期リーグ戦ではMF中野(商4)がハットトリックを決めるなど4ー0で快勝した。しかし、後期リーグ戦で1ー2。両校譲らず一勝一敗だ。第4節を終了し、関学は勝ち点が10で3位、関大は勝ち点が8で4位。勝利したチームが上位を維持できるため負けられない。
今年の注目選手は好調の5人だ。まず、昨年度関西学生リーグ得点王に輝いた中野。高い足元の技術と、スピードのあるドリブルで関大の守備を崩すこと間違いなしだ。MF仲原(社4)は中盤でボールを保持し、司令塔としてゲームコントロールをする。豊富な運動量でチームを鼓舞し続け、得点にも期待が懸かる。また、攻守の要としてDF宇都木(法4)の活躍が欠かせない。4月末に行われた天皇杯予選準決勝で2ゴール1アシストを記録し、好調を維持している。また、直近の第4節で得点を決めたエースFW林部(商2)、FW山見(法1)などの新戦力からも目が離せない。
今年度の目的は、『共に闘う人の原動力であり続ける』を掲げている。そして、目標に『関関戦に1万人動員』を新たに加えた。当日は、関学卒のJリーグ所属選手4人のサイン入りスパイクが当たる企画。さらにハーフタイムには、話題のシンガーソングライター「有華」によるイベントを実施。また、今年は初の試みとして、関西学院大学の新学生会館3階、会議室9にてパブリックビューイングも開催される。当日、授業のため会場に足を運ぶことが難しい学生も、共に関学サッカー部を応援できる環境を整えている。
当日は関学のブースにてチケットを無料配布。会場にお越しの方も、関学で観戦される方も、大学サッカーの素晴らしさを一度、肌で感じてもらいたい。このプロモーションビデオで、まずは関関戦に向かう熱い思いが伝われば幸いだ。【大路佳歩】
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