兵庫県姫路市の沖合から高速船で25分。瀬戸内海に浮かぶ離島・家島。
今回の主人公、木下恵汰君が生まれ育った島です。
島内には中学校と高校が1つずつ。そんな「小さな島の家島高校」は、
昔ウエイトリフティングの名門校でもありました。
1970年代にはインハイを制覇。優勝旗が島に渡った時は家島全体が盛り上がったといいます。
時は経ち、島民の期待を背負うのが木下恵汰君。
高校時代全国3位の実績を残した実力者です。そしてこの春から日体大に進学しました。
「まだオリンピックというのは見えていませんが、まずは大学界でナンバーワンの選手になりたい」
目標に向かって、旅立った木下君の挑戦を紹介します。