リオ五輪のセーリング競技で実施される「49erFX級」。艇の全長は4・9メートル。
時速は40~50キロに達し、不安定で操るのが難しい種目です。中学3年生の時に同級生に誘われてセーリングを始めた髙野芹奈選手(18)は、なんと、競技を始めて、わずか3年4カ月で、アジア選手権大会で優勝。セーリング競技史上最年少でのリオ五輪への切符をつかみました。元カートレーサーの父が、故アイルトン・セナの大ファンだったことから名づけられた芹奈(せな)という名前。これは運命なのか。アイルトン・セナの母国、ブラジルでの五輪で活躍が期待されるニューヒロインに迫ります。