フルタイム試合動画はこちら▶︎ https://ytv-athlete.jp/lives/15004
天皇杯大阪予選決勝で延長・PK戦の末に敗れ、今季公式戦初黒星を喫したFC大阪は、その激闘から中3日、2週間で4試合目となるハードスケジュールで挑んだJFL第18節ヴィアティン三重との一戦は、リーグ戦開幕4連勝がかかる試合となります。
気温35度を超える猛暑の中、FC大阪のスタメンは水曜の試合で110分フル出場したGK永井文也、DF橋本侑紀、そして貴重な同点弾を叩き込んだDF附木雄也に加え、途中出場で存在感を示したFW小松光樹が今季初スタメンとなります。これにメンバー外だったMF江郷下奨、FW木匠貴大、FW横野純貴といったフレッシュな選手で試合に臨みました。
重たい立ち上がりとなった前半、三重が主導権を握る形となりますが、FC大阪は横野、木匠を中心に相手ゴールに向かいます。しかし相手の粘り強い守備からにも阻まれ、枠を捉えることができません。
すると22分、三重の攻撃で右サイドからクロスを入れられると、ゴール前までオーバーラップしていたDF太田賢吾がシュート。これはクロスバーに当たり得点にはならなかったが、この跳ね返りのボールをクリアしきれず、詰めていたFW古川大悟のボレーシュートで三重に先制点を許します。
その後もペースを握ることができないFC大阪は、43分にはコーナーキックから頭で繋がれ、最後は三重MF塩谷仁に頭で押し込まれ失点。2点のビハインドを背負って前半を折り返します。
FC大阪は後半のスタートからMF町田蘭次郎に替え、MF久保田駿斗を投入すると、徐々にペースを握り始めます。
58分にDF齊藤隆成、FW川西誠、67分にはMF須ノ又諭と攻撃的な選手を投入、さらにディフェンスラインを含めてフォーメーションを刻々と変化させながら、攻撃の形を作っていきます。
64分、右サイドから川西が仕掛けシュート、こぼれたところで木匠のシュートはDFがブロック、さらに跳ね返ったところを橋本がシュートを放つものの、またしてもDFがブロック。
さらにこの直後にはMF水野匠弥がDFをかわし、ミドルシュートを放ちますが、これはGKの好セーブに阻まれます。
このあとも再三ゴール前に攻め込むものの、三重の体を張った守備の前にゴールネットを揺らすことができません。
なんとか1点を返したいFC大阪は、81分に5枚目の交代カードとしてFW塚田卓を投入します。
すると90分、パワープレーで前線に上がってきたDF附木雄也からの速いクロスに、FW塚田が頭で合わせてゴール!塚田の今季初得点で1点差に迫るものの追加点を奪えず、1-2で試合終了。FC大阪はリーグ戦今季初黒星で開幕からの連勝は3でストップ。得失点差で首位を守ったものの痛い敗戦となりました。
次節9月6日は同じくJリーグ参入を目指すテゲバジャーロ宮崎とアウェイで対戦。さらに9月13日はホームスタジアム花園ラグビー場第2グラウンドにJFLの門番と言われるHondaFCを迎えて、前半戦の正念場となります。
8月の過密日程の最後に公式戦での黒星が続きましたが、今年の最大の目標である「JFLを優勝してのJ3昇格」のためにここはしっかりと切り替えて、再スタートすることを期待しましょう!
次回のFC大阪のホームゲームは、有観客試合に変更となったことが発表されました。
詳しくはクラブ公式HPで確認してください
▶ https://fc-osaka.com/news/2020/08/31/42460/
9月13日(日) JFL第20節 FC大阪 vs HondaFC @東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド
あすリートチャンネルでライブ配信いたしますので、ぜひスマホ片手に応援してください!
塚原真也監督 試合後会見
Q.今日の試合の総括
4連戦の4つ目ということでかなり選手は疲労度が高かったと思うんですけども、全体練習ができないっていうところがかなりあったので選手を回しながらですけども、ある程度一緒のメンバーっていう形で行いました。前半うまく守備のところがはまらず、ヴィアティンさんの攻撃がうまくウチにとって脅威やなって形でちょっと我慢しきれず失点で形になってしまって。前半の給水で少し形を変えてそこから ちょっとずつ流れがうちに来て、カウンターというで形も見せましたがやっぱり2点というのが重く、最後に塚田が取りましたが、ちょっと時間が足らずって形で選手はよく走ってくれたので、リーグは連敗しないのが一番大事だと思うので、次のアウェイの宮崎でしっかり勝ってという話を最後にしました。
Q.2週間で4試合の過密日程は厳しかった?
実際 選手はきつい中だったと思います。僕も含めスタッフの方はそういうのを見せずに頑張ろうぜという声かけをずっと続けてて、その中でよく戦ってくれた選手はいますのでそこは褒めてあげたいなと思います。ただ結果としてやっぱり負けてしまってるというところはもっと突き詰めて、次の宮崎戦にいい勝負が出来る状態まで作れればなと思ってます。
Q.サポーターにメッセージ
引き続き毎回ですがリモートゲームってのが続いていて次はアウェイで宮崎に乗り込みます。選手はかなりきつくなってますが、良い状態を作って、また勝利を目指して頑張りますので応援の程よろしくお願いします。
DF 13 岩本知幸選手 インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
勝点3を取りに行った試合で、やっぱり 僕らがやりたかった事っていうか前半勢い持って、まず自分たちのペースにしてっていうところで、それをそのまま相手にやられてしまって、それでもしっかり失点0で耐えられれば、後半チャンスあったかなって思うんですけど、前半の2失点が最後まで響いてしまったという感じです。
Q.天皇杯予選での負傷退場からの不安は?
頭打った事に関しては脳震とうまではいかなかったので、問題なかったんですけど、ちょっと自分のプレーのところでやっぱり相手にチャンスを与えてしまったりとか、そういう場面も前半 特にあったので、そこは個人としても反省しないといけないし、チームとしてもディフェンスのところでボールになかなか行けなくて。3連勝していたときのディフェンスレベルじゃなかったと思うので、そこは改善したいかなと思います。
Q.サポーターへメッセージ
花園で今日2試合目というところでまた勝った姿を見せたかったんですけど、もうちょっと残念な結果になってしまって申し訳ないのでここでしっかりと改善して、もっといい姿のチームをファン・サポーターの皆さんに見てもらえるように頑張っていこうと思うので、そこは期待していてください
FW 19 塚田卓選手 インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
中3日の中で、選手とスタッフが準備してきた中で、こういう試合になってしまったら本当に選手がもっとやるしかないなっていうのは思いました。
Q.得点シーンを振り返って
本当にイメージ通りのボールが附木選手から上がってきて、僕はそのボールをゴールに入れるだけだったので、本当に附木選手、もちろんチームメイト全員、その前のキーパーからのボールも、本当に非常に良かったですのでチームメイトに感謝です。
Q.花園での試合はどのような思いで戦っている?
結果が全ての世界だとは僕は思っているんで、勝つことによって、FC大阪っていう名前を東大阪の人、特に花園地域の人はもちろんそうですけど、(スタジアムの隣に)マンションありますけど、見てもらえるような存在にはなりたいなと思ってます。
Q.花園でのゴールについて
花園第1号(ゴール)は狙ってましたけど、川西 選手に取られたので点取れたことは、自分自身 良かったなと思うんですけど、2-0で負けるより2-1で負けたって言うのプラスに考えて次の試合に向けて行きたいなとは思います。
DF 39 附木雄也選手 インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
同じようなサッカーをするっていう表現がいいのか、ちょっとわからないですけど、すごく球際だったり、似たようなコンセプトの中でやってきたチームに局面 局面で 1対1の球際だったり、サイド際でのやりあいだったりも、ゴール前の相手の最後の守りたいという迫力だったり、そういうところの細かいところでちょっと差が出てしまったかなって思うので。3連勝はしてきましたけどやりたいサッカー 目指すべきサッカーのお手本じゃないですけど、これぐらいやらなきゃいけないなっていう再認識トレーニングしなきゃいけないっていういい相手だったなっていう風に思います。
Q.過密日程の4試合ですべて出場したことについて
一選手として監督の信頼をすごく感じられて4連戦をほぼフルタイムで試合に出れたことはまずサッカー選手としてすごく幸せなことですし、コロナ前のことを考えてゲームが今こうやって素晴らしい環境でできてることにまず感謝したいのと。また一週間、今よりは準備期間があると思うんで、まずはコンディションのところをちゃんと整えて、リーグ戦は連敗は絶対に出来ないと思うし。15試合しかない中で、そこはチームとしてちゃんとまた勝てるように最高の準備をしていきたい、宮崎に行きたいなと思います。
Q.サポーターへメッセージ
チーム通して 広報の方からすごく温かいメッセージだったり、今日もあの横断幕とか貼っていただいたり、試合中もすごく、録音していたアナウンス 応援だと思うんですけど、すごく力になってますし。映像を通して僕が何か伝えられる事が一つでもできたらいいなって思ってプレーしてるんで、応援はすごく本当に実感してるので、あとは結果出して良い準備をしたいなと思います。
LIVE配信
おすすめ記事
- 第523回 2024年11月23日放送
- 【アーチェリー】 パリ五輪代表 野田紗月(24=ミキハウス)
〜日本のエースアーチャーが見据える未来〜