大阪で3番目のJリーグ参入を目指すF.C.大阪。リーグ戦では第8節のMIOびわこ滋賀戦で黒星を喫したものの、翌週に行われた天皇杯予選となる大阪サッカー選手権でFCティアモ枚方に勝利すると、続くリーグ戦第9節ではアウェイで勝利したことのなかったJFLの強豪HondaFCとの対戦で2−0の快勝。天皇杯1回戦にも勝利して、今季公式戦11試合で8勝2分1敗と好調を維持しています。

今シーズン、コンディション不良から試合出場のなかったキャプテンのDF岩本知幸選手は、天皇杯予選でスタメン出場し、後半アディショナルタイムで劇的な決勝ゴールを挙げ、チームを2年ぶりの天皇杯出場に導きました。
その岩本選手はチームの好調について問われると、「塚原監督の練習のテーマとして、JFLで一番激しい紅白戦をしようというのがある。それを開幕戦から続けているし、それがあるから、実戦で良い強度でできている。試合に出ているスタメン組はもちろん、サブのメンバーもいい緊張感を持ってやれている。」と非常に質の高い紅白戦の影響があることを挙げていました。

そして、今季の公式戦11試合中10試合に出場をしているMF前田悠斗選手は「監督とコミュニケーションを取ったり、チームメイトとうまくコミュニケーションが取れていて、自分の役割を自分で理解してできているのが、今年のいい流れにつながっている。」と客観的に自分の役割を理解しながら、ムードメーカーとして練習からチームを盛り上げていました。

2年目の指揮を執る塚原真也監督は、天皇杯予選から選手の入れ替えを行いながら白星を重ねられていることに対して、「チームのマネジメントがしやすい。怪我が起きても違う選手が出てくるし、クオリティはそんなに落ちない。例えば渋谷とか後藤、和田などが俺がやらないと！というメンタルで出てきてくれる。」と、選手層が厚く、質の高い練習ができていることを挙げながら、チーム内競争がいい影響を与えてくれていることを明かしました。

天皇杯2回戦がJ1湘南ベルマーレ戦となり、注目される試合になることについて問われると、「湘南を倒せたら面白いですけど、僕はリーグ戦が大事です。次の松江戦、大分戦を戦ってから湘南のことを考えます！」とぴしゃり。目の前の1戦1戦、そしてチームの目標であるJ3昇格から視線を逸らさない姿勢を見せていました。

次回のホームゲーム

JFL第10節　F.C.大阪 vs 松江シティFC　＠非公表
5月29日（土）13時キックオフ
ライブ配信ページ　https://ytv-athlete.jp/lives/18626
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のリーグ戦ホームゲームを全試合LIVE配信します！

DF13 岩本知幸選手 インタビュー

いつも応援ありがとうございます。なかなかコロナ禍で、観戦してもらうのが難しいかもしれませんが、少しでも皆さんに元気を与えらるように一生懸命がんばりますので、引き続き応援をよろしくお願いします

MF22 前田悠斗選手 インタビュー

いつも応援ありがとうございます。コロナでなかなか応援できない時期なんですけど、僕たちがサッカーできているのは応援してくださっている人たちのおかげなので、今年こそ絶対にJ3に昇格して恩返しできるように頑張るので、応援よろしくお願いします。

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