大阪第3のJリーグクラブを目指すF.C.大阪ですが、ここ5試合勝利がなく、直近の関西にホームを構える奈良、枚方のライバルチームとの対戦では、先制をしながらも試合終盤に追いつかれて2試合連続ドローとされる試合展開が続いています。

重くなりがちなチームの雰囲気を変えるようなトレーニングを取り入れてきたという塚原真也監督は、「なかなか難しいですね」と言いながらも、「結果は出ていないが、試合の内容は悲観するようなものではない。流れからチャンスも作れている。あとは精度を上げるだけ」と前向きに捉えていました。

さらに塚原監督は、チームの武器としてスピードのある選手が多い中で、そこをどう生かすかがカギとなるとポイントを挙げると、MF大山武蔵選手も前節の枚方戦で、自らの仕掛けでPKを獲得したシーンを振り返り、「自分の武器はスピード、チームメイトも理解してくれているし、ああいうシーンを増やしていくことが勝つために必要。」とスピードを生かした攻撃に磨きをかけることを誓いました。

今週末に対戦するヴィアティン三重は、上野展裕監督が契約解除となり、山本好彦GMが監督兼務という中で2連勝と調子を上げているチームで、塚原監督は三重で活躍する選手の名前を挙げながら「上野監督の鉄則を守っていた選手が、山本監督になって今は自由にプレーしている。その自由度と鉄則がいい感じになっている」と警戒していました。

昨シーズンまでヴィアティン三重に所属していたDF太田賢吾選手は、「サッカー人生で古巣とやるのは初めての経験なので、個人的にも楽しみで、絶対に負けられない気持ちがある。」と意気込みを語りました。

F.C.大阪とヴィアティン三重のF.C.大阪とは勝点3差。ともに百年構想クラブとしてJリーグを目指すためにはまずは昇格圏内の4位以内に入ることが第一目標となります。ホームタウン東大阪市のファンの前で6試合ぶりの白星を掴むことができるか、F.C.大阪の戦いに注目です！

次回のホームゲーム

7月11日（日）14時キックオフ
JFL第16節　F.C.大阪 vs ヴィアティン三重　＠東大阪市花園ラグビー場 第2グラウンド
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします！

MF20　大山武蔵選手　試合前インタビュー

DF24　太田賢吾選手　試合前インタビュー

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