宇都宮絵莉 UTSUNOMIYA ERI プロフィール
1993年4月11日生まれ 兵庫県加古川市出身
出身校:園田学園女子大学 長谷川体育施設所属
趣味:おいしいものを食べること、文字や絵を描くこと
好きな食べ物:ハンバーグ、お寿司
【特集】 2021 宇都宮絵莉の想い ~東京五輪への挑戦を経て~
競技人生の集大成となる東京オリンピック
宇都宮 「アスリートとして挑戦できる、このオリンピックへのチャレンジを何よりも楽しんで向かっていきたいなって思います」
去年3月、母校、園田学園女子大学でそう語ったのは、兵庫県加古川市出身、陸上競技の宇都宮絵莉選手(28・長谷川体育施設)です。
七種競技と400mハードルで日本チャンピオンに輝いたマルチアスリートとして活躍した彼女は、2021年の東京オリンピックへの出場を目指し、日々トレーニングに励んでいました。
トップアスリートの意外な趣味は「写経」
趣味は写経という文化系な一面を持つ宇都宮選手。自身の競技人生についてこんな価値観を持っています。
宇都宮 「世界で何番とか、そういう具体的なところというよりは、自分が納得して終われる陸上人生にしたいな」
涙で終わった東京オリンピックへの挑戦
6月に行われた、陸上日本選手権。東京オリンピック出場が決まる選考レースとなります。
2018年には優勝している宇都宮選手にとって、このレースで優勝し参加標準記録(55秒4)を突破することが東京オリンピック出場への条件でした。
5月に自己ベストを更新し(56秒5)、上り調子で迎えたレースでした。
しかし、結果はゴール直前で抜かれ2位。
山本亜美選手(立命館大学)に敗れ、東京オリンピック出場は果たせませんでした。
試合後のインタビューでは、涙がこぼれます。
宇都宮 「後悔することは一つもなくて、これが精いっぱい戦った結果だと思っています」
迷った時は前に出ろ!悩んだ末に出した答えは…
それから1か月後。ちょうど東京オリンピック開会式の翌日、尼崎市の陸上競技場で黙々とトレーニングに励む、宇都宮選手の姿がありました。
宇都宮 「不思議と(6月の)日本選手権は終わって、引退とかそういう言葉が浮かんだわけでもないし、むしろもっとやれるって思った部分もあるので、(陸上人生を)準備も選択も結果も取り組みも 全部含めて、自分で納得してやりきりたいなって」
再び歩み出した一歩。
まだまだやり残したことは多く、敗戦のショックから前に歩み始めた宇都宮選手。
モットーは「迷った時は前に出ろ」その言葉通り、これからも前に進み続ける姿から目が離せません。
(読売テレビ「あすリート」8月28日放送)
LIVE配信
関連記事
おすすめ記事
- 第523回 2024年11月23日放送
- 【アーチェリー】 パリ五輪代表 野田紗月(24=ミキハウス)
〜日本のエースアーチャーが見据える未来〜