試合前インタビュー DF 6 舘野俊祐選手
大阪第3のJリーグクラブを目指すF.C.大阪。
Jリーグ百年構想クラブとして認められ、J3クラブライセンスの取得も終えているF.C.大阪がJ3リーグ参入を果たすためには、リーグ4位以内に入り、かつ、百年構想クラブの上位2クラブに入らなければなりません。
シーズン中盤から波に乗ることができず、現在の順位は勝点35のリーグ9位に低迷。現在の昇格条件は3位のヴェルスパ大分(勝点44)を越えなければなりません。
チームを率いる塚原真也監督は前節の奈良クラブ戦について、「シュート数も多くチャンスも多く作ったが決めきれなかった。痛い敗戦となった。」と決定力に欠けた試合を振り返りました。そして、「例え昇格の可能性が1%でも、サッカー選手、サッカー指導者は昇格を目指してやる!」とJ3昇格の可能性が残る限り、全力で戦うことを選手に呼びかけたことを明かしました。
結果という部分ではなかなか波に乗れない状況が続く中で、試合の内容は悪くないと前向きに捉える選手が多く、選手会長の舘野俊祐選手は「全員が自信を持ってやること、強い気持ちを持ってやること。その上で、自分が決めてやるという気持ちの部分がかなり大きい。」とメンタルを強く持つことの大切さを語り、「綺麗な得点じゃなくていい、体ごと押し込んででもいいので1点をもぎ取りたい」と得点への執念を見せていました。
練習後はMF水野匠弥選手の誕生日をチームメイト全員で祝い、ムードメーカーのMF前田悠斗選手が「残り7試合全部勝つぞ!」と大声で鼓舞するなど、チームの雰囲気は悪くなく、一丸となって昇格という目標に向かう様子を見せていました。
今週末30日は、ホーム服部緑地陸上競技場に7位の鈴鹿ポイントゲッターズを迎えての一戦となります。鈴鹿も百年構想クラブに認定されていて、同じくJ3昇格を目指すライバルチームだけに、勝利への思いは同じです。ここから9日間で3試合の連戦となるF.C.大阪は、この一戦を勝利をもぎ取り、勢いづけて3連勝、勝点9を積み上げることを目指します。
昨年の最終節では、勝てばJ3昇格という一戦で、悔しい敗戦を喫したF.C.大阪。昨年のように最後まで昇格の可能性を賭けて戦うためには、残り7試合でどれだけ勝利を重ねられるか、気持ちを全面に押し出した戦いを見せてもらいたいです。
次回のホームゲーム
10月30日(土) 13:00キックオフ
F.C.大阪 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ @服部緑地陸上競技場
あすリートチャンネルでは、F.C.大阪のホームゲーム全試合をライブ配信いたします!
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