オリックス宮崎キャンプ第2クール4日目。

冷たい雨が降る宮崎市SOKKENスタジアムは気温8.8℃。そんな2月の寒さに負けずブルペンで投球を行った能見篤史投手兼任コーチ。今季プロ18年目を迎える大ベテランは、早くも今キャンプ6度目のブルペンに入り、直球のみ112球を投じました。「昨年と比べると気温が寒いので、なかなか難しいかなと。出来があまり良くないというか。仕上がりがちょっと遅いかなと。もうちょっと暖かくなると助かるんですけど。順調かどうかも全然わからないです」とキャンプ地宮崎の思わぬ寒さに困り顔。

それでも「キャンプのテーマは昨年と変わらずしっかり球数は投げていこうかなと。その辺に関しては、順調にしっかり投げれるようにはなってます」と経験豊富なベテランは自らのペースを崩すことはありません。

「目標は高く、監督を日本一にすることが1番ですけど、その中でも足元だけは見失わない様に。一つ一つの積み重ねは大事にしながら、みんなをサポートしていい結果が出るように頑張ります」と決意を新たにした球界最年長投手は、今季も選手とコーチの二刀流でチームを支えます。

また、2月9日はこちらもベテラン・T-岡田選手の誕生日。報道陣が用意したケーキを西野選手が持って現れると笑顔が溢れました。「まだまだ自分にも伸び代があると思って、このキャンプ特に1日1日大切にして、日々レベルアップできるように、いい1年にしたい。」と34歳の抱負を語りました。
頼れる投打のベテランがチームを悲願の日本一へと誘います。