第6クール最終日。
粉雪舞った昨日とは打って変わって暖かい日差しが照りつける宮崎オリックスキャンプでは、宮城大弥選手、山岡泰輔選手のオリックスを代表する両投手がそれぞれ実戦形式でマウンドに上がりました。
まず姿を見せたのは昨年新人王に輝いた宮城大弥投手。
コロナウイルス感染の影響で遅れてのキャンプ合流となったものの、「感覚的な問題はなく順調にきている。皆さんと同じくらい(順調に)来ていると思います」と話すように仕上がりは順調。清武第二野球場で午前中に行われた紅白戦に先発。初回、先頭の佐野皓大選手にヒットを許すも、ダブルプレーを含め後続を打ち取り3人で締めます。続く2回も、打たせて取るピッチングで2回を投げて2安打無失点とさすがの投球を見せました。「押している部分もあれば、ヒットを打たれた部分も自分の中では課題としてはっきりしているので、そこを直して不安なくシーズンに臨みたいと思います。」とシーズン開幕へ向けて着実に準備を進めています。
続いて姿を見せたのは山岡泰輔投手。
「少しずついい感じに上がってきてる」とこちらも上々の仕上がり。午後からの西武との練習試合で先発。対外試合は昨シーズンの日本シリーズ以来となる久々の登板でしたが、ストレートを軸に縦に鋭く変化する球を織り交ぜて初回を三者凡退。2回にはピンチを背負うも2者連続三振を奪うなど2回を投げて1安打無失点2奪三振とこちらも好投。試合後「全体的にはある程度三振もとれましたし、良かったかな。」と、過去2シーズン怪我に苦しんだ山岡選手が復活をアピール。さらに「1球1球の精度だったりとか、スタミナ面だったりとか、心の準備というか、そういう面を上げて行けたらいいなと思います」と語りました。先発起用なのかリリーフ起用なのかどちらか定まっていませんが、山岡投手が一軍で投球することでリーグ連覇に近づくことは間違いなしです。
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