「日本選手権の決勝の舞台で戦うことが目標」悲願の初・表彰台! 自己ベストに込めた憧れの舞台への誓い 陸上女子100m・甲南大 岡根和奏
2023年05月11日 / 陸上競技
2023年05月11日 / 陸上競技
4月21日から23日の3日間に渡り、レモンガススタジアム平塚(神奈川県)で開催された日本学生陸上競技個人選手権大会。低い気温の中おこなわれた陸上女子100m決勝は、タレント揃いの接戦となりました。高レベルの戦いの中、3位入賞を飾ったのは甲南大学・岡根和奏(おかねわかな)選手。表彰台に上がることができました。
(岡根)「予選と準決勝については、前半はいけたんですけど後半から失速してしまったので…。そこの部分を決勝では修正できたかなと思います」
決勝までのパフォーマンスを冷静に振り返る岡根選手。タレント揃いの熾烈な戦いで結果を出せた秘訣は、気持ちの強さだったと話します。
(岡根)「速い選手がたくさんいる中でのレースだったので、結構不安はあったんですけど…。でも自分の走りをちゃんとしないといけないなと思って、まわりはあまり考えないように走ろうと思いました」
今大会でのタイムは、岡根選手の自己ベスト。決して快適とはいえない気候の中でも好成績を出せた今大会を振り返って…。
(岡根)「気温が低かったので、ベストが出るとはあまり思ってはいなかったんですけど、ベストが出た時は嬉しかったです」
晴れやかな気持ちで日本学生個人選手権を締めくくった岡根選手ですが、この景色を見るまでには多くの壁を乗り越え、自分自身を鼓舞してきた歴史がありました。
(岡根)「去年は個人とかもあまり良くなくて、全国の舞台でも準決勝で落ちたりとかばっかりだったので、(今大会で)3位の順位が出た時はびっくりしましたし、良かったなと思います」
努力が実を結び、喜びを噛みしめた岡根選手。次なる目標は日本選手権の舞台だと話します。
(岡根)「今シーズンは日本選手権に出場して、日本選手権の決勝の舞台で戦うことが目標です」
スター選手が名を連ねる女子100m。次なる舞台を見据える若き新星のこれからの活躍に、大きな期待と注目が集まります。
(読売テレビ「あすリート」)