《9月11日放送の陸上やり投げ西村莉子選手の続報、担当ディレクターの谷脇十夢の取材リポートです。》
大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた全日本実業団対抗陸上競技選手権大会にあすリートで紹介した三菱電機所属の西村莉子選手(24)がやり投げに出場しました。
七種競技からやり投げ専門への転向を決意して半年、先日の近畿陸上選手権では、まだ体の使い方がうまくかみ合っていないと課題を持っていた西村選手でしたが、この大会では全ての投擲で50mを超え、今シーズン1番の感触だったそうです。
結果は54m75で、惜しくも表彰台には届かず4位とはなりましたが、これまで感じていた壁から一歩前進できた様子で、「悔しい」という言葉とは裏腹に、次に繋がる明るい笑顔を見せてくれました。
試合後インタビュー
Q.4位という結果について
やっぱり表彰台には乗りたかったので、正直悔しいです。
でも、今までの試合で一番アベレージが高かったというか、全体的に平均が良かったので、だいぶ良くなってきているなという実感はあります。
Q.自己ベスト(55m15)が出そうな感触は?
本当に、2投目(54m75)と5投目(54m51)で自己ベスト近くいったかなって思ったんですけど、でもちょっとのところで足りなくって、感覚的にはもっといっている感覚だったんですけど。まだまだ詰めが甘い。
Q.今日の投擲について
すごい気持ち良く投げれたので、あとちょっとのところというか、これからもっとパワーをつけていって伸びていくところに差しかかっているのかなと。今のパワーでは出し切れるところを出せたかなと思っています。
先日放送したあすリートのインタビューでは「私はやり投げ界ではまだノーマーク」と言っていた西村選手ですが、上位争いに食い込むのも時間の問題ではないでしょうか?
まずは自己ベスト更新を目指して、頑張ってください!
text by 谷脇十夢ディレクター
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