新型コロナウイルスの影響で延期となっていた大学日本一を決める全日本学生アーチェリー王座決定戦が、全日本学生アーチェリー個人選手権と同時開催されることとなり、9月15日から18日の4日間にわたって大阪・豊中市の服部緑地陸上競技場で行われました。

全国の学生アーチャー194人が参加

個人選手権では近畿大学・大橋朋花選手が初優勝!

東京オリンピック日本代表候補の大橋朋花選手

17日に行われた個人選手権では、東京オリンピック最終選考での代表入りを目指す大橋選手は、来年の東京オリンピックにつなげるために「絶対に勝つ」という強い思いで挑んだというこの大会で、自身初の個人タイトルを獲得。来年3月に行われる東京五輪最終選考へ弾みをつけました。

大橋朋花 Ohashi Tomoka 選手 (近畿大学3年)インタビュー


王座決定戦では関西勢が男女王座に輝く!

18日に行われた王座決定戦では、女子では同志社大学が2012年以来の女子王座に返り咲き、男子は近畿大学が歴代最多の30回目の優勝に輝きました。

東京オリンピック日本代表候補の安久詩乃選手

東京オリンピック代表候補の安久詩乃選手(4年)を擁する同志社大学は、決勝で昨年4位で初優勝を目指す早稲田大学と対戦。
自分たちのやるべきことを100%やれば結果がついてくると信じて試合臨んだという安久選手の言葉通り、強風が吹き荒れる中でも集中して的に向かった同志社大学は、ストレートで早稲田大学を下し、8年ぶりの女子王座に輝きました。

同志社大学は女子が優勝、男子は3位に輝く

安久詩乃 Agu Utano 選手 (同志社大学4年)インタビュー


一方、男子の王座決定戦では、ここ3大会連続で2位に終わり、悔しい思いをしてきた近畿大学が、昨年の優勝校・日本体育大学と決勝の舞台で再び対戦しました。
4年生の辻昇平選手は、集中して打てば風に負けることはない、自信を持って戦えたと、チーム一丸となって王者日本体育大学を圧倒。昨年の雪辱を晴らすストレート勝ちで、近畿大学は歴代最多の30回目の王座に輝きました!

近畿大学は男子が優勝、女子は3位に輝く

辻昇平 Tsuji Shohei 選手 (近畿大学4年)インタビュー




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