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   2020年11月21日放送
 

【陸上/やり投】 蘇った “やり投の貴公子” ディーン元気(ミズノ)

ディーン元気 Dean Genki

1991年12月30日生 28歳
兵庫県神戸市出身
父・イギリス人 / 母・日本人
3人兄弟の末っ子(兄と姉)
市立尼崎高校〜早稲田大学〜ミズノ
ベスト:84m28cm(2012年 織田記念)
ロンドンオリンピック出場(決勝進出)

8年ぶりの劇的復活劇!

コロナ禍に覆われた今年のスポーツ界。その中で劇的な復活を果たした選手がいます。
男子やり投のディーン元気選手。
イギリス人の父と日本人の母を持つ彼が一躍注目を集めたのは8年前。早稲田大学の学生だった20歳の時に日本歴代2位(当時)の84m28cmの大投擲を記録。
勢いそのままに父の母国で開催されたその年のロンドンオリンピックに出場し、決勝の舞台にも進出。端正なルックスと相まって脚光を浴びました。
しかし、その後は怪我を繰り返し成績も低迷。4年前のリオオリンピック出場も逃し、いつしかその名を聞くことはなくなりました。
そんな彼が久しぶりに表舞台に戻ってきたのが今年8月。
セイコーゴールデングランプリで84m05cmのビッグスロー!セカンドベストをマークするとユニホームを引き裂いて喜びを爆発させました。


「復活ではなく進化だと捉えている」

復活の裏にはやり投の本場・フィンランド合宿での成果があります。その合宿費用をクラウドファンディングで募ったディーン選手。
自分を信じてくれた人たちへの恩返しの気持ちが大きな原動力となりました。
来年に延期された東京オリンピックの代表に選ばれると、父と母の両母国で開催されるオリンピックに出場する稀有なアスリートになります。
怪我の苦しみを乗り越え、投擲選手として脂の乗った28歳。
進化を果たした“やり投の貴公子”に迫ります。