日本屈指のモデルジャンパー、見すえる先は…
大阪府出身の26歳、秦澄美鈴(はた・すみれ)選手(シバタ工業)。日本歴代4位の記録(自己ベスト・6m65)を持つ、女子走り幅跳びの日本チャンピオンです。去年、日本選手権優勝を果たしたものの、東京オリンピックへの出場は叶わず、悔しさを噛みしめました。
所属する企業の製品モデルを務め、「モデルジャンパー」としても注目される秦選手。二足の草鞋を履く彼女には、2年後の大舞台に対する、並々ならぬ想いがあります。
【陸上/走り幅跳び】オレゴン世界陸上へ!秦澄美鈴(武庫川女子大学〜シバタ工業)~関西から世界へ!26歳ロングジャンパーの挑戦~
(秦)「(見据える先は)やっぱりパリオリンピック。パリが1番年齢的(28歳)にも、ちょうどいいくらいの年齢ですし、勝負できるんじゃないかな」
心休まらぬ日々を越え、初めて開いた「世界への扉」
世界への熱い想いを胸に、先月、地元・大阪でおこなわれた日本選手権に出場。6m43を記録し、大会二連覇を果たすと、世界ランキングで上位にランクイン。現在アメリカでおこなわれている世界選手権への代表にも選出されました。
(秦)「毎週毎週、ワールドランキングが更新されるたびに見て、【あぁ、まだランキング大丈夫や…】っていうのを、毎週続けていたような感じです」
世界への扉を初めて開いた、26歳の日本チャンピオン。見据える先はもちろん「世界」、心も体も準備万端です。
(秦)「やる気スイッチはもう入っているというか。予選突破を目指して、自分の力を1番出し切った跳躍ができるよう頑張りたいと思います」
家族への想いを胸に、世界の舞台でビックジャンプ!
幼い頃から夢に見た、世界の舞台。2年後のパリオリンピックの前哨戦となる舞台で日の丸を背負う姿を見せたい相手、それは「家族」だと話します。
(秦)「私が陸上を始めた時から、(陸上の)試合に応援に来てくれて。ずっと応援してくれているので、やっぱり1番は家族に見せたいですし、喜びも1番分かち合いたいなっていうふうに思います」
来たる運命の日は、7月24日(日)。2年後の大舞台を見据え、世界陸上・女子走り幅跳びの予選突破に挑みます。家族への想いを胸に、アメリカ・オレゴンの地でビッグジャンプ!これからの活躍に注目です。
(読売テレビ 「あすリート」7月23日放送)
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