第 499 回
2024年6月8日放送
【陸上/やり投】 24歳になった“強肩ガール” 武本紗栄 ( Team SSP所属)
「進化を止めない」 継続を継続中
2024年6月8日放送 / 陸上競技
2024年6月8日放送 / 陸上競技
2ヶ月後に迫ったパリオリンピック。
重さ600g長さ2mを超える“やり”を遠くに投げる陸上の投てき競技「やり投」でオリンピック出場を狙うのが兵庫県出身の24歳・武本紗栄選手です。
彼女は投てき競技の名門・尼崎市立尼崎高校(略して市尼)出身。
[ 2018年 市立尼崎高校時代(当時18歳)]
小学生からやっていた野球で培った強肩を生かし、インターハイチャンピオンに輝きます。
進学した大阪体育大学在学中の2021年には自己ベストの62m39(日本歴代4位)をマーク。
翌年の2022年には自身初となる世界選手権に出場し、決勝進出を果たしました。
そんな彼女ですが、昨シーズンは低迷。
結果が出ない悶々とした日々を過ごす中、気づいたことがあると言います。
「どんなに悪くても、継続してきたことは継続する」
冬場には筋力アップに取り組んだ彼女
「一番はお尻まわり、肩まわりも大きなって(笑)、体重も5kg増やしました」
そして、オリンピックイヤーの今年4月、広島で行われた織田記念でグランプリ初優勝。
ひと回り大きくなって帰ってきた “強肩ガール” の挑戦と明るく魅力的な人柄を紹介します。
1999年11月23日生まれ 24歳
兵庫県神戸市出身
出身校:白川台中学(兵庫)→尼崎市立尼崎高校→大阪体育大学
主な代表歴:世界選手権(22オレゴン) アジア大会(22杭州)