オリックスバファローズ7-1斗山ベアーズ(宮崎ベースボールゲームズ 2月24日 SOKKENスタジアム)


この日から2/27までの日程で行われる宮崎ベースボールゲームズ。
今年はオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテ、韓国・斗山の5チームが参加し、オリックスは昨季の韓国王者・斗山ベアーズと対戦しました。

まずピッチングで魅せたのは3年目の田嶋大樹投手。
山岡泰輔投手、山本由伸投手に続くローテーションピッチャーとして期待されています。立ち上がり相手の上位打線を三者連続三振に切って取り、圧巻の投球を見せます。続く2回には満塁のピンチを迎えますが、ここも三振で見事切り抜けました。3回にホームランを浴びるものの3回1失点6奪三振の内容。開幕に向けて順調な調整ぶりを見せ開幕ローテション入りへ前進しました。

三本柱の一角として期待のかかる田嶋大樹

そしてバットで魅せたのはこの試合4番に入ったT-岡田選手。
6回、2死1、2塁のチャンスで打席に入ります。3ボール0ストライクのカウントになりましたが、ベンチからは“打て”のサイン。甘く入った球を見逃さず、見事ライトへ特大の3ランホームランとなりました。長距離砲としてファンからも復活への期待がかかるT-岡田選手。レギュラー奪回へアピールは続きます。

3ボールから“打て”のサインは強打者の証

田嶋大樹 インタビュー

Q.3回1失点。今日の内容を振り返ってどうですか?
内容に関してはちょっと球数が多かったので、そこをしっかり反省点として一つ挙げて今後に繋げていきたいなと思います。

Q.序盤から球速も出ていたし三振も取れていましたが?
そうですね、この試合に関してはいいところなんですけど相手は初対戦ということもあるので、多少は振ってくれているのもあるので、その辺は多めに見てというか。今度の投げる登板に向けてそれも含めていろいろ繋げていけたらいいなという感じです。

Q.開幕まで1か月。どのように調整していきますか?
今までずっとやってきたことの継続ですね。しっかり体のバランスとか、指のかかりとかを意識しているんですけど、そういったところの積み重ねで開幕にしっかり合わせていければなと思います。

Q.球速よりもボールの質を大事にしていると思うが、今日の試合でどのくらいまで調整できて来ていますか?
試合に関しては、7割8割は来ていると思う。まだ(開幕まで)時間があるのでもっと詰められるところは詰めてやっていきたいなと思います。

T-岡田 インタビュー


Q.ホームランの打席を振り返ってどうですか?
スリーボールだったのでとにかく真っすぐ一本で自分のスイングを心掛けていました。

Q.実戦が本格的に始まってきた。結果がほしいところ?
しっかりアピールしていきたいという気持ちがずっとあるのでそういう意味で一本出てよかったかなと思います。

Q.キャンプも終盤ですが、ここまでの総括はどうですか?
まず大きい怪我無くやれたっていうのは最低限のラインの一つとしてはありますけど、まだまだ紅白戦でも結果出てなかったですし、久しぶりに1本出ましたけれど、これからオープン戦に入っていく中で練習ではいいスイングを出せてることは多いので、実戦に入ってどういう体の動きをするかとか、そのあたりの調整がこれから入ってくる。キャンプとしてはいいキャンプは送れたかなと思います。

Q.開幕まで1か月。改めて今シーズンどのようにしていきたいか?
とにかく143試合全部出るということを最低限の目標としてやっていきたいですし、とにかくキャリアハイを目指してやっていきたいと思います。

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