まぶしい太陽が照りつけ、日中は半袖でも過ごせる陽気の南国沖縄。
約1か月間行われた宜野座キャンプもいよいよ明日で終了します。
“この場所”でユニフォームを着られる喜び
2年ぶりのキャンプ参加となったキャッチャーの原口文仁選手(27)。
去年は1月に大腸がんが発覚、参加できませんでした。
今年はキャンプ初日の朝に、タイガースのユニフォームを"この場所"で着る事ができる喜びを噛み締めたそうです。
このキャンプでは、去年必要だと感じたピッチャーとの連携をこの1カ月間深めました。
ブルペンではチームメイトの球を1人でも多く受けることで、レベルアップを図りました。
その成果は23日の広島とのオープン戦でも見られ、新外国人ガンケル投手とバッテリーを組み、3回無安打無失点の好リード。
最終日前日の今日はワンバウンドを止める練習や盗塁阻止練習で汗を流した原口選手、
徹底して基礎練習に取り組む姿からは「今シーズン1試合でも多くスタメンマスクを被りたい」という気概が伝わってきました。
そんな原口選手にこのキャンプを振り返って貰いました。
原口文仁 インタビュー
Q,明日でキャンプ打ち上げです。
「自分の思い描いた通りの練習がしっかり取り組めた1カ月間でした。(体調も)問題なくしっかり1カ月練習出来たんで、すごく手応えがあります」
Q,やりたかったことは出来ましたか?
「やりたいことがしっかりやれた1カ月間でしたし、特にピッチャーとの連携が去年必要だと感じたので、今年は(練習が)しっかりできたっていうのが、今後すごく楽しみな感じです」
Q,キャッチング、スローイングではレベルアップは感じていますか?
「まだまだ実戦が数少ないのでこれからもっと実戦が入ってきてどういう形になるかというのが自分の中ですごく楽しみなので、しっかり練習を続けながらゲームで良いものが出せるようにやっていきたいと思います」
Q,新しく取り組んでいるバッティングフォーム(トップの位置を下げたオープンスタンス)では逆方向に良い感覚で打てているのでは?
「取り組んできたものが実戦の中で少しずつ出始めているんで、感覚としては良いものが出ているので、波はあると思うんですけど、良いものを続けられるようにやっていきたいと思います」
Q,今シーズンの抱負をお願いします
「もちろんキャッチャーでスタメン出場するのが自分の目標で、しっかり目標を定めて練習、オープン戦でしっかりアピールして、シーズン入ったら自分が出たところでしっかり結果を残すことに集中していきたいと思います」
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