【オリックス・バファローズ】太田椋ステイホームで意外な才能を発揮?「たまに絵を描いています」

2020年04月30日 / 野球

ステイホーム週間と銘打たれた今年のゴールデンウィーク。正に野球日和という天気の中、自身初の開幕スタメンを狙うプロ2年目の太田椋選手が大阪・舞洲の球団施設で3時間、精力的に汗を流しました。

オリックスの父子鷹

太田選手のお父さんは近鉄バファローズで内野手として活躍した太田暁さん。父・暁さんは現在、オリックスの打撃投手を務めており、太田椋選手が入団した当初「僕が投げて、打ってもらえるようになったらありがたいですね」とコメントしていました。

そんな父の期待を背負った太田選手のプロ1年目の昨シーズンはケガで出遅れましたが、2軍で64試合に出場し打率.258、6本塁打と猛アピール。シーズン終盤には1軍に招集されました。1軍デビュー戦前の練習では父・暁さんが打撃投手を務め、入団当初の言葉は早くも現実のものに。しかし、1軍では13打数ノーヒットとプロの厳しさを痛感するシーズンとなりました。

プロ2年目となる今年のキャンプは、1軍スタートと首脳陣の期待値の高さが表れています。初実戦となった2月7日のシートバッティングでは一発を含む5打数3安打の固め打ちで強烈なインパクトを残しました。しかしその直後、右太腿裏に違和感を訴え無念の離脱。それでも3月19日、阪神との2軍練習試合で復帰を果たし、来るべき開幕に向けて着々と準備を進めています。

部屋での時間が増えた太田選手は意外な才能も発揮？している様子で「たまに絵を描いたりしています(笑) 例えば『コナン』だったり、『スティッチ』とかディズニー系を描いてますね」と話し、インタビュアーの佐藤広報も初耳だったそうで感心していました。

開幕を待つファンに向けて「今こういう状況で大変な時期だと思いますが、少しでも早く皆さんに野球をしている姿を見せられるように、僕たちは準備して頑張っていきますので、もし開幕した時は全力で応援よろしくお願いします！」と力強く話しました。

太田椋選手　インタビュー

Q.今の練習のテーマは？
この期間中でも走攻守においてレベルアップできるように考えています。

Q.開幕までにどう仕上げていきたい？
一度状態をキャンプで作れていると思うので、そこは落とさずに振る量であったりとか、そういうところもしっかり確保していきたいなと思っています。

Q.新しく取り組んでいることは？
特に新しいことはないですけど、今の時期はフルスイングを心掛けてやってます。

Q.寮での過ごし方は？
寝たり、あとはたまに絵を描いたりしてますね(笑)

Q.どんな絵を描く？
結構キャラクターの絵を描いてます。「コナン」だったり、「スティッチ」とかディズニー系を描いてますね。

Q.ファンの方にオススメの本は？
高校の時に「理は変革の中に在り」っていう野村克也さんの本を読んで自分の為になるなって思いました。高校の同級生全員が読んだんですけど、結構オススメです。

Q.その本の心に残った内容は？
いろいろ書いてあるんですけど、野村再生工場の話であったり、あとは強いものが必ず勝つ訳ではないっていう話です。

Q.部屋でできるオススメのトレーニングは？
僕はたまにYouTubeとかを見て、腹筋や、腕立てなどを見てやったりしています。

Q.今季の目標、意気込みを。
今季はまず開幕スタメンを目指して、そこからしっかり結果を残して、1年間通して1軍で活躍できるように頑張っていきたいと思ってます。

Q.開幕を待つファンにメッセージを。
今こういう状況で大変な時期だと思いますが、少しでも早く皆さんに野球をしている姿を見せられるように、僕たちは準備して頑張っていきますので、もし開幕した時は全力で応援よろしくお願いします！