開幕予定までおよそ1か月。選手たちも目標が見えてきて、より一層練習に励んでいます。プロ9年目を迎える安達了一選手が京セラドーム大阪で自主練習を行い打撃練習や守備練習などを行いました。
大のディズニー映画ファン!
「自分たちはどうしようも出来ないので、いつ開幕してもいいように身体(の状態)をしっかり上げていく」と開幕に向けてしっかりと練習をしている様子の安達選手は社会人ナンバーワンショートとして2011年にドラフト1位でオリックスに入団。抜群の守備力でレギュラーを勝ち取りチームの主軸として期待されていました。
しかし、2016年に国の難病にも指定されている潰瘍性大腸炎にかかり入院。その年に試合出場できるまで体調も回復しましたが、今現在も難病と闘いながら、プロ野球選手として1軍の試合に出場する姿を見せ、ファンに夢を与えています。
そんな安達選手は大のディズニーファン。家ではお子さんと遊ぶ傍ら、ディズニー映画のDVDを見ているそうです。実は2018年にはパ・リーグの企画として「イングレディブル・ファミリー」で声優を務めた経験も!先日行われた球団のインスタライブで「また声優のオファーが来たら?」というファンの質問に「やります。むしろやりたい」とやる気満々の様子でした。
「143試合はできないと思うので、少ない試合数でも、ファンの方に喜んでもらえるように頑張りたいと思います」と今シーズンの意気込みを語ってくれた安達選手。山本由伸投手や吉田正尚選手などの若手選手だけではなく、安達選手やT-岡田選手といった、2014年の優勝を逃した悔しさを知っているベテラン選手が融合して噛み合えば、5年連続Bクラスと沈んでいるチームも絶対に浮上できるはずです!
安達了一選手インタビュー
Q.今日はどんな練習を?
主に守備とバッティングですね。
Q.久しぶりに京セラドームでの練習ですが?
やっぱり気持ちいいですね。守備の面ではまだ球についていけてない部分はありますけど、そこはどんどん慣れていってという感じです。
Q.自主練習が1か月続いているがどう捉えている?
いつでも開幕していいように、いつでも動けるように自分はやってましたね。
Q.モチベーションの維持に関しては?
最初は全然モチベーションが上がらなかったですけど、しょうがないことなので、そこは切り替えてやってました。
Q.6月中旬以降の開幕を目指していますが?
自分たちはどうしようも出来ないので、いつ開幕してもいいように身体(の状態)をしっかり上げていくしかないです。
Q.自主練習期間で得た手応えは?
バッティングでいろいろやりたい事も、試したい事も出来たので、いい機会だったと思います。そこはプラスに捉えてやってますね。
Q.具体的に試したことは?
バッティングのフォームと言うか、テイクバックを大きくとることを重点的にやりました。ピッチャーと対戦したらどうなるか分からないですけど、これから試したいと思います。
Q.家でどう過ごしている?
家族とシーズン中は半年くらい会えない時期もあるので、子どもと遊ぶ機会も増えてますし、逆に良かったかなとプラスに考えてます。
Q.自粛期間中にハマったものは?
ディズニーのDVDは結構観てますね。「リメンバー・ミー」がオススメです。
Q.調整で炭酸風呂に入ってると聞きましたが?
身体が温かくなりますし、出た後も熱い感じなので、そこからストレッチしてます。
Q.今季への意気込みを。
143試合はできないと思うので、少ない試合数でも、ファンの方に喜んでもらえる試合をできるように頑張りたいと思います。
安達了一 Adachi Ryoichi プロフィール
1988年1月7日生まれ 32歳
群馬県出身 榛名高〜上武大〜東芝〜オリックス(ドラフト1位・11年)
右投右打
身長179cm/体重78kg
ポジション:遊撃手、三塁手
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