新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の解除を受け、開幕日が6月19日に決まったプロ野球。オリックスは26日、紅白戦前に医療・介護従事者らに対し感謝を表すためにナインが拍手を送りました。
7イニング制で行われた今日の紅白戦には“Wエース”山岡泰輔投手と山本由伸投手が登板しました。白組の先発・山岡投手は初回1死3塁のピンチを招くと、3番ルーキー勝俣選手に二塁強襲のタイムリー内野安打で先制を許します。2回にも無死3塁のピンチを背負いますが、後続を2つの三振と投ゴロに切って取り無失点。山岡投手は2回3安打1失点の内容で降板しました。
一方、紅組の先発・山本投手は初回を三者凡退に打ち取り、完璧な立ち上がりを見せます。2回も落ち着いた投球で相手打者を寄せつけず、2回1安打無失点。上々の調整ぶりを見せました。
この日バットでアピールしたのはプロ3年目の西村凌選手。第1打席に山岡投手からライトの頭を越す三塁打を放つと、続く第2、第3打席でも快音を響かせ猛打賞の大活躍。安打の全てが右方向と持ち味のバットコントロールを遺憾なく発揮し、開幕スタメンに向けて首脳陣に猛アピールしました。
山岡泰輔投手 インタビュー
Q久しぶりの実戦マウンドの感触は?
A悪くも無く良くもなくって感じです。
Q試合内容を振り返って
Aいいボールもあって悪いボールもあった。ボールの高さを修正していければ。
Q改めて得た手応えや課題は?
A課題はかなり出ました。バッターに久しぶりに投げたので。球のラインだったり変化球の高さだったりが今後の課題かなと思います。手ごたえは無かったです。
プロフィール
1995年9月22日生まれ 24歳
広島県出身 瀬戸内高~東京ガス~オリックス(ドラフト1位・16年)
右投左打
身長172㎝/体重68㎏
ポジション:投手
山本由伸投手 インタビュー
Q久しぶりの実戦のマウンドの感触は?
Aこの自粛期間に自主練をやっていたが、その成果をしっかり感じることができてよかった。
Q今日はどういうことを意識しましたか?
A実戦が久々だったので実戦の感覚をしっかり感じるのはもちろん、自主練習の間に真っすぐの強さを求めてやっていたので、バッターがどんな反応をするのかしっかり試そうと思っていた。
Qまっすぐの内容は?
Aジョーンズにヒットは打たれたんですけれど、しっかり納得したボールを投げた時にはバッターをしっかり押せていたので良かったと思います。
プロフィール
1998年8月17日生まれ 21歳
岡山県出身 都城高〜オリックス(ドラフト4位・16年)
右投右打
身長178㎝/体重80㎏
ポジション:投手
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