【オリックス・バファローズ】紅白戦でルーキーが躍動！ドラ１宮城大弥が２回を1安打無失点の好投

2020年05月28日 / 野球

全体練習が再開し、3日連続で紅白戦を敢行したオリックス。
初日は6イニング、2日目は7イニング、3日目は本番を想定し9イニング制となりました。
その中で活躍が目立ったのが去年のドラフトで入団してきたルーキーたちでした。

ドラ1宮城は鮮烈実戦デビュー育成6位大下が豪快３ランHR

まずは初回、186cm 82kgと恵まれた体格の遊撃手でドラフト2位の紅林弘太郎(18)がカウント2-2からライト前にヒット。
身体能力の高さには定評があり、将来は巨人の坂本勇人選手のような球界を代表するショートを目指します。

そして、白鴎大学で阪神・大山悠輔選手の3歳後輩、育成6位の大下誠一郎(22)が6番サードで先発出場。
３回の第２打席、ランナー2人を置いて、カウント３ボール１ストライクから漆原の１４７キロのストレートを豪快にレフトスタンドに運びました。
「感触は完璧でした！　しっかりと強く振ることを意識して打席に入っていましたし、バッティングカウントだったので、
思い切ってスイングしたことがいい結果につながってくれたと思います」とコメント。
愛嬌のある風貌とパンチのあるバッティングで猛アピールしました。

7回からは沖縄出身のドラフト１位・宮城大弥(18)が紅組の３番手で登板。
１軍中心の白組を相手に２回無失点と好投しました。先頭の西村にいきなりライト前ヒットを許しますが
、中川をチェンジアップでセンターフライに打ち取ると、続くモヤをストレートで詰まらせショートゴロの併殺打に打ち取り無失点。
8回は危なげなく三者凡退に抑えました。
宮城はこれがプロ相手に初マウンドでしたが、マックス148キロのストレートと得意のチェンジアップを駆使し、2回無失点の好投。

西村徳文監督「いいとは聞いていたがその通りの投球だった。ヒットのあともしっかりダブルプレー。ボールもいいけど、マウンド上で落ち着いている。
高卒ルーキーにしてはいいものを持っている。いいものを見せてくれた。楽しみですね」と高評価でした。

6月2日からは本拠地京セラドームでソフトバンクとの練習試合が決まったオリックス。
期待のルーキーたちがスタメン争いに食い込めるか、開幕まで目が離せません。

宮城大弥投手インタビュー

Q、プロ入り後、プロの打者への初実戦ですたが感想は？

最初緊張していて、どうなるか分からなかったんですけど結果的に抑えられて良かったかなと思います。

Q、今日はどんなテーマを持ってマウンドに上がりましたか？

まずはストライク先行って意識しながらブルペンで投げていて、それをすれば良い結果が出るのかなと思ってやってました。

Q、最初の打者に対してのボールは決めていましたか？

そういうのは全くなく、打ち取ることを優先にしていたんですけど、厳しいボールでもヒットにされたのでそこは悔しかったです。

Q、いきなりヒットを打たれて焦りはなかった？

シングルヒットで良かったなと思いました

Q、続く主軸・中川選手を打ち取りましたね

チェンジアップを投げたんですけど、良いタイミングで抜けてバッターが前に出たように見えたので、それで振ってくれたので良かったなと思います。

Q、モヤ選手にも落ち着いたピッチングに見えましたが？

長身でどこのコースに投げても打たれそうな感覚だったんですけど、真っ直ぐを打ち取れて、真っ直ぐがキレイにアウトコースに決まってたと思うので、それが良かったです。

Q、7回と8回で違いは？

7回はまずマウンドに上がる時に緊張してよく周りを見るようにしたんですけど、8回から楽しめるような感じで投げられたのかなと思ってます。

Q、今日のMAXは148キロでしたが？

できれば真っ直ぐで押して、そこから変化球で打ち取りたいなとキャッチャーと話ししてました。

Q、今日良かった部分と課題は？

真っ直ぐをきっちり決めればゴロを打たせられるという事が良かった点で、悪かった点はスライダーがボールになる事が多かったので、初球からストライクやバッターが振るボールをしっかり投げていきたいと思います。