【ボーイズリーグ】小学生決勝は大阪泉州ボーイズvs東京世田谷ボーイズに決定！

【ボーイズリーグ】小学生決勝は大阪泉州ボーイズvs東京世田谷ボーイズに決定！

2021年08月06日 / 野球

小中生の球児にとっての「甲子園」とも言われるリポビタンカップ第52回日本少年野球選手権大会。
7日の決勝戦に出場する小学生チームが決定しました！

準決勝第1試合　大阪柴島ボーイズ vs 大阪泉州ボーイズ

準決勝第1試合は、ともに大阪を拠点とする大阪柴島ボーイズ（大阪北支部）と大阪泉州ボーイズ（大阪南支部）の対戦だ。

試合は序盤から点を取られては取り返すシーソーゲームとなった。

先制したのは大阪柴島ボーイズ。1回、2番万力が四球で出塁し、牽制悪送球からチャンスを広げると、ツーアウト3塁で3番西川のセカンドゴロの間に万力が生還し1対0とした。

対する大阪泉州ボーイズもその裏に反撃を見せた。先頭の木下がセンターへのヒットで出塁すると、その後ワンアウト3塁のチャンスで続く3番永吉、4番前田が2者連続タイムリー、大阪泉州ボーイズは2対1と勝ち越しに成功した。

しかし直後の2回表。大阪柴島ボーイズに3点を追加され、尚も満塁のピンチ。大阪泉州ボーイズは、先発の南から田口にピッチャーを交代。迎えた5番武谷を空振り三振に打ち取り、田口がこのピンチを見事に切り抜けた。

泉州ボーイズは2点を追う2回裏。1点を追加すると、尚も満塁のチャンスで4番前田がランニングＨＲを決め、一挙4得点。7対4と大阪泉州ボーイズがまたも逆転に成功した。

3回にも両チームが点を追加し、10対5と大阪泉州ボーイズリードで迎えた5回表。大阪柴島ボーイズが猛反撃を見せた。8番澤、9番大原旬が連続ヒットで出塁すると、2番万力、3番西川が2者連続のタイムリーヒットで3点を奪い10対8。更にツーアウト2塁の一打同点のチャンスを作るが、4番長町がセカンドライナーに倒れた。

意地を見せた大阪柴島ボーイズだったが、この回の終了と同時に大会規定による時間切れとなり試合終了。2点差を守り切り逃げ切った大阪泉州ボーイズが決勝進出を果たした。

大阪泉州ボーイズの稲葉監督は明日の試合について「春夏連覇ということでプレッシャーはかかるが、気を緩めることなく戦うつもりです」とコメントした。

スコア

　　｜一｜二｜三｜四｜五｜計
柴島｜１｜３｜１｜０｜３｜８
泉州｜２｜５｜３｜０｜✕｜１０
※大会規定による時間切れ

大阪泉州ボーイズ　黒田誠選手＆前田和磨選手　意気込みインタビュー

準決勝第2試合　東京世田谷ボーイズ vs 稲沢中央ボーイズ

準決勝第2試合は、東京世田谷ボーイズ（東京都西・神奈川県支部）と稲沢中央ボーイズ（中日本ブロック推薦）がぶつかった

序盤から世田谷ボーイズの打線が爆発した。
1対0で迎えた1回裏世田谷ボーイズの攻撃、先頭の東がセンターへの三塁打で出塁すると、四球と守備のエラーから1点を奪った。その後も5番小寺、6番蔭山が連続ヒットを放つなど、打者一巡の猛攻で更に4点を追加し5-0。なおもワンアウト2、3塁のチャンスに1打席目に三塁打を放っている1番東がライトオーバーのランニングホームランを決め、この回一挙8得点の猛攻を見せた。

対する稲沢中央ボーイズ打線は3回に昨日ランニングホームランを放っている3番松浦が2戦連続となるランニングホームランを決めて1点を返し、2対8とした。

しかし稲沢中央ボーイズはその後追加点を上げられず迎えた4回。世田谷ボーイズ1番東にヒットを許すと、その後ワンアウト満塁の大ピンチ。ここはピッチャー杉山が5番小寺をダブルプレーに打ち取り、なんとかピンチを凌ぐ。

直後の5回稲沢中央ボーイズが反撃に出る。1番杉山がレフトへの三塁打を放ち、続く2番平野光のセカンドゴロ間に生還して1点を返した。さらに3番松浦が四球、4番富倉がライトへのヒットで出塁すると、5番平野登がランニングホームランを放ち、8対5と3点差詰め寄った。

その後世田谷ボーイズに3点を追加され11対5と再度リードを広げられた最終回、稲沢中央ボーイズが最後の猛攻を仕掛けた。1番杉山がセンターへのヒットを皮切りに、2番平野光、4番富倉がタイムリーを放ち2点を追加するが反撃もここまで。最後まで粘りを見せた稲沢中央ボーイズを11対7で下した世田谷ボーイズが見事決勝進出を果たした。