オリックス宮崎キャンプ第3クール初日。
深夜から降り続く雨の影響で靄がかかる宮崎市SOKKENスタジアム。

そんな靄を切り裂くように現れたのは、この日から宮崎に合流した吉田正尚選手。12月に受けた両足関節鏡下三角骨摘出手術のリハビリのため、大阪の球団施設でCグループとしてキャンプをスタートしていました。

気合十分でキャンプに合流した吉田正尚選手


そんなチームの大黒柱を歓迎してか、室内でのウォーミングアップが終わると天気が徐々に回復。天をも味方につけます。その後、外に出てランニング、キャッチボール、ノックと練習メニューをこなし回復ぶりをアピールすると、「まだメニューも全部入れてませんけども、順調にきてると思います。体のバランスもいい」と完全復帰への道のりが順調であることを語りました。

復調へ、合流した主砲が汗を流す


その後、フリー打撃では71スイング中、柵越えは1本。それでも充分な手応えがあると感じさせます。「自分のバランスを意識しながら。打球を飛ばすというよりは、いい打球を体の中で打てればいいなと。地面を感じながら最初は打っていったほうがいい」と、この日の打撃のテーマを明かしました。

打撃練習の直後に足を運んだブルペンでは打席に立って投球を確認。「感覚を取り戻していって、良いものを作っていければ」と、2年連続首位打者に輝いた背番号7は、来たる開幕へ向け着々と準備を進めています。

課題にあげた感覚調整に取り組む吉田正尚選手

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