

リーグ連覇を懸け、想いをひとつに
大混戦となったパ・リーグ優勝争い。優勝の可能性を秘めたオリックス・バファローズは、リーグ連覇をかけた大一番に挑むべく、仙台の地に乗りこみます。
オリックスの優勝の条件は、楽天戦に勝利し、首位をマークしていたソフトバンクがロッテに敗れることでした。
細い糸でつながれた優勝への望みを手にしたオリックス。応援に駆けつけたファンからも、熱い想いが寄せられます。
(ファン)「他チームのことは気にせず、優勝目指して頑張るだけ!」
「もう、優勝するしかない!」
「優勝や!」
大きな期待を寄せられるオリックス。しかし試合直前には…「優勝のことは考えんなよ。俺らは目の前のこの試合に勝って、喜ぼう、笑おう。全員でいくで、全員で勝つぞ!」と、中嶋監督から選手たちに、熱い想いが託されます。
勝つしかないオリックス。4回、満塁のピンチを背負い、楽天に先制を許すも、2点を追う5回にノーアウト満塁から、伏見寅威選手と福田周平選手の連続タイムリーで3点を奪い、逆転に成功。
そして、9回には、伏見選手がこの日2本目のタイムリーとなる2点タイムリーツーベースによって、大きな追加点を挙げ、5対2となり、楽天を突き放します。
その後、ソフトバンクがロッテに逆転され敗北。最大11.5ゲーム差を逆転し、オリックスが奇跡のリーグ連覇を果たしました。
(中嶋監督)「諦めている選手は1人もいませんでしたし、最後まで絶対に勝という気持ちをもっていましたので、なんとか逆転してくれると思っていました。最後に、ここまでやれる選手たちを、本当に誇りに思います。おめでとう!」
奇跡のリーグ連覇を果たしたオリックス・バファローズ。優勝を掴んだナインたちの心境はいかに…!?
(吉田正尚選手)「残り1試合というところで、こんなこと、本当にないんじゃないかなって思います。嬉しいですね。」
(中川圭太選手)「最後の最後までわからないシーズンで、すごく痺れました。」
リーグ連覇の要を担った吉田選手と、去年の怪我の悔しさをバネに飛躍を遂げた中川選手。お二人の、今シーズン1番の印象的な試合とは…。
(吉田)「ソフトバンクとの3連戦に勝てたというのが印象的で、大きかったですね。」
(中川)「最後のソフトバンク3連勝ですね。ファンの皆さんの声援があったので、力以上のものが出せて、優勝というところまで来れたのかなと思います。」
リーグ連覇の立役者たちー喜びを語る
続いては、11勝をあげ、2年連続2ケタ勝利を達成した宮城大弥選手とショートのレギュラーとして攻守に活躍した紅林弘太郎選手。
(紅林選手)「(リーグ連覇は)素直にめちゃめちゃ嬉しいです。同期入団でもある宮城選手は、タイトル争いをするくらい、すごいレベルで戦っているので、僕も早くそのレベルになって、野球をやりたいなと。(宮城選手には)本当にいい刺激をもらっています。」
(宮城選手)「(リーグ連覇は)めちゃくちゃ嬉しいです。能見選手から【今季8勝止まり】というふうに言われて、反骨心が生まれたことが、いいきっかけになったのかなと思います。」
最後は、オリックスのムードメーカー、宗佑磨選手。今シーズンも攻守に渡る胸アツプレーで観客を魅了、勝負強い打撃で、チームを勝利へと導きました。
(宗選手)「優勝の可能性が高くはなかったので、やばいなぁと思いつつ…。でも、やることをやるしかないなり思って。最高の結果になったので良かったです。」
宗選手の今年といえば、ソフトバンク戦での涙のサヨナラヒットが印象的でした。
(宗選手)「泣き虫なんですよ、結局。何とか結果を出したいなということが…。もう、本当にその強い気持ちでなんとか乗り切りましたね。」
激闘真っ只中での現役引退を決断、若手たちへの想いを胸に
オリックス・バファローズ、リーグ連覇は、ピッチャー陣の奮闘なしには語れません。豊富な先発と鉄壁のリリーフ陣が勝利のカギを握りました。その投手陣を支えたのが、球界最年長投手、43歳、能見篤史選手。
阪神タイガースで16年間、左のエースとして活躍。プロ17年目を迎えた昨シーズン、41歳でオリックスへの移籍を決めました。
能見選手の代名詞といえば、美しいワインドアップ投法。2012年には、最多奪三振のタイトルも獲得。オリックスでは現役選手としての活躍に加え、コーチ業も兼任し、伸び盛りの若手選手たちにこれまで積み上げてきた経験や技術を、惜しげもなく伝授しました。
(能見選手)「(コーチ)兼任という立場でしたので、自分が投げるよりも、いろいろな選手を見させていただきました。試合の中で、その選手が成長していく姿が非常に嬉しかったので、その時点で選手としての自分の気持ちがだいぶ薄れていました。」
先月、今シーズン限りでの現役引退を発表した能見選手。会見では、若手選手たちへの想いを話しました。会見に花束をもって駆けつけた、能見選手の愛弟子の一人でもある宮城大弥選手は、能見選手との日々をこう振り返ります。
(宮城選手)「(能見選手は)めちゃくちゃ優しいです。年齢は、多分二回りくらい違いますが、本当に接しやすくて、いろいろなアドバイス等をもらいながらやっていますし、ここまで勝利できているのも、能見さんのおかげだと思います」
優勝争い真っ只中で迎えた、本拠地最終戦。
(能見選手)「今日は僕が投げるんで、なんとかいい舞台をお願いします。さぁ、いこう!」
能見選手は痺れる場面でマウンドへ。代名詞であるのびやかなワインドアップによって、左腕から放たれた145キロのストレート。プロ通算、1517個目の三振を奪いました。
(能見選手)「今シーズン、まだ先はありますが、選手兼コーチとしてサポートし、全力を尽くして、今シーズン頑張りたいと思います。本当に皆さま、18年間、応援のほど、ありがとうございました!」
奇跡のリーグ連覇を果たしたオリックスは、日本シリーズの出場を懸け、クライマックスシリーズファイナルステージに挑戦。
去年掴み取れなかった悲願の日本一を目指します。オリックス・バファローズのアツい戦いは、まだまだ終わりません!
「読売テレビ「あすリートPlus」10月9日放送)
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