斑鳩の星へ! 本格左腕が故郷へ挨拶
今月2日、オリックスにドラフト1位指名された白鴎大学・曽谷龍平投手が、故郷の奈良・斑鳩町役場を両親とともに表敬訪問しました。
冒頭、ドラフト時に応援してくれた斑鳩町長らに感謝の気持ちを述べると拍手が起こりました。
(中西斑鳩町長と)
8歳で記した夢が現実に
歓談中には、特別ゲストとして、斑鳩小2年3組の担任・奥田悦代さんが登場。約12年ぶりの再会となりました。
曽谷が野球を続けていることは知らなかったという奥田さんは、指名の瞬間をたまたまテレビで視聴。
小学2年当時、「自分への手紙 20才のりゅうへいへ」と題し、オリックスでエースになることをつづっていた曽谷投手。
夢を実現させた教え子の成長に目を細めました。
(小学2年で書いた将来の夢)
「家庭訪問のとき、お父さんが『この子は野球のセンスと根性だけはあるんです』って。夢をかなえたんだと、すごくうれしかった」と笑顔で振り返りました。
曽谷投手は当時を振り返り「とにかく野球が大好きで、夢中になってボールを追いかけていた野球少年でした。
(斑鳩町は)温かい町、皆さん本当に優しい方ばかり」と感謝を述べました。
(小学校の担任奥田さんと)
そして、夢を実現させた現在の自分から8歳の自分へ「夢に向かって走り続けることが1番の成功への道だと思う。おめでとうって言いたい」と話しました。
今後は、球団からもらった練習メニューに励み、来年1月の入寮、新人合同自主トレを経て2月のキャンプに備えます。
開幕ローテーション入りも期待される左腕は
「任されたイニングを投げるだけだと思うので、プレッシャーもあるんですけど、それを力に変えて、開幕スタートできるように準備していきたい」
と意気込みを語りました。
曽谷龍平 一問一答
Q,故郷に帰ってきての気持ちは?
曽谷「こうしてたくさんの方々に応援していただいた分、これからもっと頑張っていかないといけないなと。帰ってきてそういう気持ちになりましたし、たくさんの方に本当感謝の気持ちを伝えたいです」
Q,どんな子供だった?
曽谷「とにかく野球が大好きで夢中になってボールを追いかけていましたし、そんなずっとずっと野球が大好きな野球少年でした」
Q,故郷・斑鳩町の思い出
曽谷「温かい町ですし、皆さん本当に優しい方ばかりなので、何をするにも不安もないですし、とても良い町です」
Q,中学3年で故郷を離れた時の気持ち
曽谷「高校は県外に進学させていただいて寂しさは少しありましたが、外に行って野球させてもらう分親にも感謝しないといけないと思いましたし、
とにかくやってやるぞっていう気持ちで進学を決めました」
Q,自身のアピールポイントは
曽谷「自分は負けず嫌いっていうか何をするにも負けっていうのは嫌なので、そういった部分で自分がピンチになった場面でも、
自分の投球ができるのが自分のスタイルだと思うので、そこをブレずに来年から出して行けたらいいなと思ってます」
Q,プロ1年目の抱負
曽谷「任されたイニングを投げるだけだと思うので、プレッシャーもあるんですけど、
それを自分の力に変えて来年から開幕スタートできるようにこれからしっかり準備していきたいなと思います」
Q,8際に時に書いた夢が実現、今の自分から8歳の自分に声をかけるとしたら…?
曽谷「書くことは誰でもできると思うんですけど、実現するっていうのは本当難しいことなので、
夢に向かって走り続けることが一番の成功への道だと思うので、とにかく(8歳の自分に)おめでとうと伝えたいです」
Q,斑鳩町出身選手としての思い
曽谷「他の場所に比べて人口もそんなに多くない町なんですけど、そこを代表してプロ野球選手として活動させて頂くので、
自分がこの斑鳩町をアピールできるように来年からしっかりやってきたいなと思っています」
(父・博一さん 母・香織さん)
曽谷龍平 sotani ryuhei プロフィール
2000年11月30日生まれ 22歳
奈良県生駒郡斑鳩町出身
斑鳩小学校→斑鳩中学校→明桜高校(秋田)→白鴎大学→オリックス(2022年ドラフト1位)
ポジション:ピッチャー 左投げ左打ち
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