ついにつかんだプロ野球へのチケット
今回の主人公は、ついに夢を叶えた26歳、福永裕基(ふくなが・ひろき)選手です。去年の即戦力ドラフト候補だった福永選手は社会人・日本新薬(にっぽんしんやく)で主に3番を打ち、走・攻・守3拍子揃ったアマチュアトップレベルの選手と評価されていました。
しかし2020年、2021年と2年続けて悔しい指名漏れを経験します。昨秋のドラフト前には「何歳でもいけるわけではないと思うので、今年で決めるっていうか、そういうラストチャンスだと思ってやってます。」と決意を語っていました。
支配下選手では最後の指名、夢のプロ野球選手に
迎えた去年の10月、運命のドラフト会議。支配下選手では69人中69番目。最後の最後に中日ドラゴンズから7位で指名を受け、福永選手は夢のプロ野球選手への扉を開きました。
(福永)「諦めそうになっていたところでの最後の最後の指名だったので、呼ばれた瞬間すごく震えました。本当に今までつらいこともたくさんあったんですけど、とりあえずここまで頑張ってきてよかったな、っていうのが率直な思いで、少しは報われました。」
スタートラインに立った福永選手。プロ野球選手になった実感を聞くと…
(福永)「全然知らない人とかでも【おめでとう】とか言われたり。【サインちょうだい】とか言われたり、プロ野球選手になるんだなって。野球人としての知り合いとか友達とか増えて、その中でプロに進むので、そういう人たちの期待に応えられるように頑張りたいな、と思います。」
プロ野球選手になった実感を少しずつ感じているようです。
即戦力として期待される26歳のオールドルーキー
26歳でプロ野球の世界に飛び込む福永選手。去年12月の入団会見では
(福永)「ドラフト最終指名でもプロの世界に入ったら関係ないと思うので。26歳という年齢で指名していただので、即戦力で1年目からどんどん積極的に思い切ってやっていく。開幕1軍、開幕スタメンを目指して最終的に新人王獲れるように、頑張っていきたいと思っています」と力強く語りました。
そして2023年。1月9日に福永選手は入寮。その際に持参したのが…
(福永)「日本新薬という会社から来たんですけど、社会人時代も使ってい自社のストロベリー味のプロテインを持ってきました。」とお世話になったチーム、企業をPRする場面も。
(福永)「プロになった実感というのと、これからやっていかないといけない責任というのを感じているので、頑張っていきたいなと思います。」ここから始まるプロ野球生活に目を輝かせていました。新人での合同自主トレもはじまり、ここからキャンプ、オープン戦と続いていく福永選手。
「将来的にはドラゴンズの顔となる選手へ」オールドルーキーの新たな夢は、すでにスタートしています!
福永 裕基 Fukunaga Hiroki プロフィール
1996年9月16日生まれ 26歳
滋賀県出身 右投/右打 内野手
身長/体重 180㎝/83㎏
竜王ジャガース~天理高~専修大~日本新薬~中日ドラゴンズ(ドラフト7位)
趣味:ゴルフ、キャンプ、映画鑑賞
あさ6:00 読売テレビ地上波で放送
新番組 「あすリートPlus」 は、読売テレビで毎週土曜日に放送中の「あすリート」の拡大版として、
2022年4月にスタートした関西のアスリートたちを紹介、追跡取材してご紹介する番組です。
「あすリート」の3分では伝えきれない物語や密着映像、また、これまで地上波で観られなかった陸上の関西インカレ、高校サッカー、ボーイズリーグ、中学バレーなどの、スポーツ配信サービス「あすリートチャンネル」の中継コンテンツのダイジェスト版も「あすリートPlus」で放送していく予定です。
土曜放送の「あすリート」のファミリー番組として日曜放送の「あすリートPlus」をお楽しみ下さい。
(読売テレビ「あすリート」1月14日放送)
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