

強気のエース
今回の主人公は、兵庫の強豪、滝川第二高校のエース坂井陽翔(さかいはると)投手です。プロのスカウトも注目する坂井投手の武器は、186センチの長身から放たれる、威力のあるストレート。さらにカットボールや、スライダーなど変化球のキレ味も抜群の右腕はマウンドで躍動。チームを勝利へと導きます。
(坂井)「角度があって、伸びのあるストレートっていうのが一番の武器で自分の球を【打てるものなら打ってみろ】っていう気持ちで、マウンドにあがっています。」
強気の発言もエースの証。これからが楽しみな18歳です。
意外な素顔、グラウンド外では…
実は、中学生までは主に外野手だったという坂井投手。本格的に投手を始めたのは、高校に入ってからでした。入学時、129kmだった球速は積み重ねたトレーニングの結果、149kmと20kmもアップしました。目指す先は…。
(坂井)「160km近い体感スピードを感じられるような球っていうのは投げたいと思っています。」
マウンド上では勝負師の顔も、教室では笑顔が絶えない普通の高校生。普段の様子をクラスメートは…。
(クラスメート)「普通にアホっすね。でも普通におもしろいっちゃおもしろいです。」「野球しかできないです。」
(坂井)「ムチャクチャやん。」
意外な一面を見せてくれましたが、坂井投手の夢を聞いてみると、また表情は一変。
(坂井)「まず夏、甲子園に出てしっかり好成績を残して、プロからしっかりドラフトで指名されてから活躍して。いつかメジャーリーガーになりたいと思っています」
春、強豪への挑戦は…
5月、夏に向けた最後の大会となる春季大会を迎えます。滝川第二高校は順調に勝ち進み、決勝の舞台に。その相手は、去年の秋季大会の準々決勝で敗れた名門・報徳学園高校です。春のセンバツでは準優勝に輝いています。
試合は、序盤にお互いが1点ずつを奪い拮抗する展開に。「4番・ライト」で先発出場していた坂井投手は
6回からリリーフでマウンドへ上がると、気迫のピッチングで、強力報徳打線を抑えます。
試合は1対1のまま9回へ。坂井投手は2アウト2塁と一打サヨナラのピンチを背負うと、自慢のストレートをライトへはじき返され、無念のサヨナラ負け。強豪、報徳学園の前に敗れました。
しかし、すぐ前を向いた背番号「1」は、この悔しさを果たすため夏、リベンジを誓います。
(坂井)「秋、春と報徳に2回とも負けるっていうとても悔しい思いをしたんで、しっかり夏勝ち進んで報徳を倒して、甲子園に乗り込むようにしたいと思います。」
(6月10日放送)
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