

◇第42回総合関関戦本戦1日目◇対関学大◇6月9日◇関西学院大学第3フィールド野球場◇
関学001 000 010=2
関大211 000 52X=11
(学)原田、延原、前川、安田、竹田、柴垣―永業
(大)池田、大棚、斎木-福岡、丸山
1(左)柳楽
2(遊)関本
3(右)辻
4(中)福重
5(三)上田
6(二)青倉
7(一)田中
8(DH)藤木康
9(捕)福岡
(投)池田
昨年、8年ぶりに勝ち星を挙げた総合関関戦。4年生主体で挑んだ今年も序盤から打線がつながると、投手陣も踏ん張りを見せ大差で勝利。2年連続の白星となった。
初回から関大打線が爆発し試合をリードする。2番・関本英実(政策4)が左前打で出塁すると、2死から福重大和主将(社4)の安打で二、三塁に。続く4番上田竜也(政策4)、青倉風助(経4)の右方向へのあたりで2点を先制した。
2回にも藤木康太郎(社4)、柳楽啓太(経4)のヒットで追加点。3回、初めて失点を許すも、その裏にさらに1点を加え相手の追随を許さない。
4回以降はしばらく両チームのスコアボードに0が並ぶ。その間もスタンド、ベンチともに熱気が溢れ、大声援が選手たちを後押し続ける。
そして7回。沈黙を破ったのは関大だった。先頭打者・柳楽が四球で出塁すると、立て続けに安打が飛び出す。打者一巡の猛攻でこの回一挙5得点を追加すると、続く8回にも2点を加え関学大を大きく突き放した。
一方の投手陣も強気の投球で打線に応えた。先発を任されたのは池田伊吹(商4)。「だんだん波に乗れていいピッチングができた」と5回までを最少失点に抑える。6回からマウンドに立った大棚光(経4)が、同じくこの回からマスクを被った丸山喬之(法4)と息の合ったプレーを見せると、8回からは斎木大史(経4)がバトンを繋ぎ、最後の打者をサードゴロに打ち取って試合を制した。
「4回生全員で戦えた」と福重主将は試合を振り返った。ベンチ、スタンド、そしてグラウンドに立つ選手全員が一体となってつかんだ勝利。最高学年が見せた熱い伝統の一戦は満開の笑顔で締めくくられた。【文:高木満里絵/写真:中西愛(関大スポーツ)】
関連記事
-
【阪神タイガース】 猛虎打線のキーマン 前川右京 (21)
V奪還へ! プロ4年目のシーズンに挑む2025年3月29日放送
-
【オリックス・バファローズ】 甘え払拭の新主将 頓宮裕真(28) 「自分を変える 気持ちを込めて」
2025年3月22日放送
-
【オリックス・バファローズ】 球春到来! T-岡田 球団アンバサダーが “ラオウ“ 杉本裕太郎選手を直撃インタビュー
2025年2月8日放送
-
【阪神タイガース】 一流への分岐点 大竹耕太郎(29)
~ ‘’真価が問われる3年目‘’に迫る ~2025年2月1日放送
-
【 体操&プロ野球】超プロ野球ULTRA 体操金メダリストVS. プロ野球 馬跳びリレー真剣勝負!
2025年1月4日放送
-
【あすリートPlus 12月15日放送】 プロ野球選手になりたい それぞれの決断
〜 立命館大学 竹内翔汰&大阪学院大高校 今坂幸暉 〜2024年12月13日
-
【中学野球】レッドスターベースボールクラブ 古久保泰我(15) プレーで沸かせる選手に!
2024年12月14日放送
-
【あすリートPlus 12月1日放送】 オリックス・バファローズ “慣れ”からの脱却
〜 岸田護 新監督& キーマン・川瀬堅斗 〜2024年11月29日
-
【あすリートPlus 11月17日放送】 阪神タイガース 安芸キャンプ特集
〜 王座奪還へ! 藤川新監督を直撃 〜2024年11月15日
-
【あすリートPlus 11月3日放送】 ありがとう! 浪速の轟砲
〜 オリックス・バファローズ一筋19年 T-岡田 〜2024年11月01日