【車いすバスケ】ハイライト 大阪カップ最終日 カナダがイギリスを下し大会優勝を決める!

2020年02月16日 / バスケットボール

2月16日、国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会、通称大阪カップが大会最終日を迎え、丸善インテックアリーナ大阪には多くのファンが詰めかけました。

昨日、63-37の大量リードでイギリスを下したカナダは、再びイギリスと対戦。
立ち上がりから、7番シンディー ウエレがスピードでコート内をかき回すと、6番アリン ヤンが高さを生かした攻撃で得点を重ね、第2Q終わりで35-18とリードを広げます。

2018年の世界選手権2位の意地を見せたいイギリスは、7番のヘレン フリーマンを攻撃の中心としながら、反撃のチャンスをうかがいます。

しかし、ここまで全勝のカナダ、ドゥシャームHCは「勝てば優勝の決まる試合だとプレッシャーをかけた」という言葉通り、最後まで攻撃の手を緩めず、ウエレとヤンの2人でチームの3分の2となる41点をマーク。

結局、60-46のスコアでカナダが勝利。この時点でカナダが今大会の優勝を勝ち取りました!


カナダ 60-46 イギリス
1st 17-19
2nd 18-8
3rd 9-13
4th 16-15

この試合のノーカット映像はこちら https://ytv-athlete.jp/lives/9430


カナダ マーク アントニー ドゥシャーム Marc Antoine Ducharme ヘッドコーチ インタビュー


Q.ここまで全勝ですが、振り返っていかがですか?
きょうは良いゲームでした。陣形を4-4-4-1-1に変えて行いました。昨日までのチームではこの陣形でプレイしていませんでしたので、セカンドハーフ(第2ピリオド?)までは少し拮抗していましたが、ディフェンス面で良い対応してくれたので、上手く試合を運ぶことができました、最終スコアも46ポイントより多く、ディフェンス面で良いゲームでした。

Q.次の日本との試合は、どういったプランですか?
日本はすごく速いチームなので、2つのプロセスもしくは移り変わりの激しい良い試合になると思います。それはオフェンス面でも同じです。私たちはディフェンスローテーションを作るか、トリプルスイッチの方法で日本を越えなければならないです。なので私たちにとってディフェンス面を向上させる良いゲームになると思います

Q.優勝が決まったことについて
彼女たちにもその事を今朝伝えました。日本にもイギリスにも先に勝っていますが、彼女たちにプレッシャーを与えました。なぜなら全ての試合が大事で、すべての試合にプレッシャーを感じるからです。なので私はチームにこの試合に勝てば優勝するのだと。今はここに来られてとても嬉しいですし、良いパフォーマンスを2日前、昨日とできています。昨年からチーム全体が向上していて、チームはまだこの夏に向けて成長できると思っています

Q.東京パラリンピックに向けての思いは?
パラリンピックに向けてまずはチーム一丸となってプレーすること。私たちはもっと化学反応を起こして成長できる。ゴールはパラリンピックのすべての試合で良い試合をする事。私たちはパラリンピックに向けてもっと良くなれると思います。でもどれぐらいタフな試合になるかはどのチームも分からないものです。なので私たちは良い準備をしてすべてのゲームで強くプレーできると把握したいし、その力を持っていると思います。

イギリス 7 ヘレン フリーマン Helen Freeman インタビュー


Q.大会を終えての感想と日本のファンにメッセージを
このトーナメントはとても良かったと思うし、組織(大会通じて)もとても素晴らしかったです。ファンの方々もとても良かったし、日本だけでなく他のチームもサポートしていただいたので嬉しかったです。ファンに対しては9月のパラリンピックがあるのでとても楽しみです。素晴らしい時間を共にしましょう

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