上山友裕 Ueyama Tomohiro 31歳
パラアーチェリ―日本代表
所属:三菱電機
出身:大阪府東大阪市
生年月日:1978年8月28日
記録:リカーブ男子パラ日本記録652点
東大阪市みらいアンバサダー就任
あすリート5度目の登場となるパラアーチェリー日本代表の上山友裕選手。
10月に行われたアジアパラ競技大会では、重定知佳選手とペアで出場したミックスで、リオパラリンピック優勝の中国ペアを下し、銀メダルを獲得しました。
今回はミックスでも勝てるという自信につながったんで、メダルが取れるレベルに来たんだなっていう気持ちになりました。
その上山選手にうれしいお知らせ。
東大阪に生まれ、東大阪に育った上山選手が、パラアーチェリーでの活躍を評価され、東大阪スポーツみらいアンバサダーに就任することになりました。
スポーツを通して地元東大阪を盛り上げるスポーツ大使となった上山選手の目標は、「東京パラリンピックで会場を満員にして金メダルを獲る」
地元密着で東京パラリンピックを目指す上山選手の今を伝えます。
レベルアップのためのヒント
アジアパラ競技大会で銀メダルを獲得した上山選手が練習から参考にした選手がいました。
ロンドンオリンピック銀メダリストの古川高晴選手。その打ち方にヒントがありました。
僕の場合ですと、どんどんどんどん弓の重さっていうのは重くなっていくので、重さに耐えきれず、最後のところで止まっちゃうというのが。そのままずーっと引いて、最後まで引ききらないといけないところが止まっちゃうことがあるんですけど。
リズムが良い人は、こういう感じで最後まで一気に抜けきるんです。
力まず、リズム良く引ききる。古川選手から得たヒントが、アジアパラ大会での銀メダルにつながりました。
地元・東大阪市に密着
先月、上山選手は東大阪市をスポーツで盛り上げるスポーツ大使に就任しました。
僕が就任したのをきっかけに東大阪からすごく、大阪を巻き込んで、東京パラリンピックを盛り上げてもらえればいいなと思います。
車いすスポーツに力を入れる東大阪市に作られた「ウィルチェアースポーツ広場」。
ここに上山選手が練習するためのアーチェリー場が併設されました。
これまで浜寺のアーチェリー場までの2時間かけていた移動時間が、わずか10分に短縮され、より練習に集中することができるようになりました。
東京のほうが環境良いよって言われたりするんですけど、僕にとってはここができたことによって、地元が一番環境が良いなって思っていますので。本当に地元で育ったパラリンピック選手だよっていうのを皆さんにアピールして頑張っていきたいなと思っています。
東大阪から東京パラリンピックへ。地元の期待を背負い、金メダルを目指します!
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