卓球の世界選手権ダブルスで不運な誤審にで準優勝に終わった泣いたみまひな(伊藤美誠・早田ひな)ペア。
その早田ひな選手は一時帰国せずに、その直後に行われたセルビアオープンシングルスに出場。
今シーズン3度目の優勝を果たし、凱旋帰国となりました。

2つの大会を終えての収穫や課題、そして来年に行われる東京オリンピックへの意気込みについて聞いてきました!

関空に帰国後、メディアの取材を受ける早田ひな選手

早田ひな選手 帰国後インタビュー

Q:セルビアOP優勝おめでとうございます。

A:ありがとうございます。

Q:セルビアOPを振り返っていかがですか?

A:世界選手権後で日本代表選手っていうのは世界選手権出ている選手は誰も出てなかったので、私だけ転戦で試合が続くって感じだったんですけど、世界選手権はダブルスだけの出場だったんですけど、しっかり気持ち切り替えてシングルス優勝狙いに行っていたので、自分自身すごくほっとしましたね。

Q:世界選手権ではダブルスで準優勝しまして、SNSでもしっかり成長できたと書いていましたけど、どんなところに成長を感じましたか?

A:伊藤選手と2年前も組ましていただいて、その時は銅メダルを獲得したんですけど、その時は結成4か月で勢いとかもあっての銅メダルって感じだったんですけど、今回は第1シードとしてすごく対策される中での銀メダルっていうのは前回とは違ったメダルの重みがありましたね。

Q:この2大会、収穫もあれば課題もあったと思うんですけど、課題をあげるとすればどのようなところでしょうか?

A:ダブルスもシングルスも自分から攻めていく分にはすごくトップ選手と戦えるようにもなっていますし、サーブレシーブからの展開っていうのも前より成長しているなって言うのは感じるんですけど、逆にそれを阻止して打てなくなったりとか、自分の思うような展開で試合が出来なくなった時にどう対応していくかって言うのが今回感じたことなので、そういったところを練習していきたいなと思います。

Q:世界選手権では日本勢として中国勢に勝てない試合が続きましたけど、改めて中国勢との差というのは感じられましたか?

A:あの大舞台の決勝で中国人選手の本当の実力と対戦することが出来て、やっぱり最後の1本が取れないとか、最後の1本が返ってくる、ちょっとした実力の差で負けたなって感じだったので、やっぱり少しの差っていうのは結構意外と大きかったりするのかなと感じたので、そういったところで本当の実力の中国人選手と対戦できたっていうのはすごい良かったと思いますし、それをあの舞台でもっと良い状態で戦えるように、そして勝てるようにもっと頑張っていきたいなと思います。

Q:そういった実力の差というものを詰めていくにはどういったことが必要になってくると思いますか?

A:技術とか戦術とか展開の作り方とかそういった部分もすごく大事になってくると思いますし、やっぱり中国人選手と比べて、パワーが少なかったりとか体力の消耗が激しかったり、そういう所も中国人選手の方が上なのかなと感じているので、やっぱり体作りっていうのも大事になってくると思いますし、その中で技術が良くなったり今まで届かなかった所が届くようになって1本返せるようになってくると思うのでそういったところコツコツ努力を重ねていきたいなと思います。

Q:これから個人としてはポイント積み重ねて世界ランキングを上げていかないという立場ですが、それを踏まえて今後の目標、意気込みをお願いします。

A:世界選手権ダブルス銀メダル取ったということを自信持って次のチャイナOPがあるのでそこに向けてしっかり調整していきたいですし、今年はオリンピック選考レースなので、最後までチャレンジャーの気持ちで頑張りたいです。

目標の東京五輪代表権を勝ち取るために、常に挑戦し続ける早田選手をあすリートは応援します!


取材;工原航ディレクター

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