神戸製鋼コベルコスティーラーズ 50 – 17 三菱重工相模原ダイナボアーズ
4月24日 トップリーグプレーオフトーナメント二回戦 : 東大阪市花園ラグビー場
観客2,990 天候 晴れ時々くもり/弱風

プレーオフの初陣 円陣を組む神戸製鋼フィフィティーン

神戸製鋼プレーオフ初陣に日本代表候補5人がスタメン

明日25日からの緊急事態宣言直前、東大阪市花園ラグビー場でトップリーグプレーオフトーナメント二回戦が行われました。
ホワイトカンファレンス2位の神戸製鋼、先ごろ発表された日本代表候補の5人全員がスタメンに名を連ね、負けたら終わりの一発勝負のトーナメントに挑みました。
注目は日本代表候補初選出となったトンガ出身のNo.8、ナエアタ ルイ(27)。
第3節の日野戦で危険なプレーがあったとして、4試合の出場停止処分を受けましたが、およそ1ヶ月ぶりにスタメン復帰。
処分前は9トライを挙げる活躍を見せていただけに、アタックでの期待がかかります。

試合は前半9分、神戸製鋼のバックマンが先制のトライ。
さらに5分後には2019W杯で活躍したフルバックの山中亮平(32)が魅せます。
神戸製鋼がハーフウェア付近でターンノーバーすると、その後ラックから出たボールを受けた山中が快足を飛ばして約40メートルの独走トライ!
勢いに乗ると、21分には謹慎明けのナエアタがこちらも自慢の脚力を見せつけトライ!

前半9分 バックマン先制トライ

前半14分 山中の独走トライ

前半21分 謹慎明けのナエアタがトライ

立て続けに3トライを奪い主導権を握ります。
しかし、粘る三菱重工相模原に1トライを返され、17-10で前半を折り返します。

修正して臨んだという後半は神戸製鋼が攻め立てます。
まずはW杯メンバーにも選ばれた左ウィングのアタアタ・モエアキオラ(25)が後半開始早々にトライ。
その後も今シーズン初スタメンのフランカー橋本皓(27)が2トライを奪い突き放した神戸製鋼。終わってみれば8トライ、50点を挙げて大勝しベスト8進出を果たしました。
次戦の準々決勝は5月9日、静岡・エコパスタジアムでヤマハに勝って勢いに乗るクボタと対戦します。

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