【ラグビー】近鉄ライナーズ完封勝利!FBコンブリンクも今季初登場、ギアを上げて三菱重工相模原戦へ!
2018年11月01日 / ラグビー
2018年11月01日 / ラグビー
週刊ひがしおおさかさんの提供記事 花園ラグビー場の盟主 ライナーズの4戦目のリポートです。
来年のワールドカップの舞台 東大阪花園ラグビー場をフランチャイズとする伝統ある近鉄ライナーズですが,
トップリーグ降格となり、今シーズンはトップ復帰を唯一のミッションとして、チャレンジリーグでの戦いが始まりました。
開幕からここまで3連勝、全勝でリーグを勝ち抜き、4戦目は万博記念球技場で中国電力と対戦しました。
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今日のライナーズは、冷静さを失いませんでした。
10月7日(日)、万博記念公園球技場にて行われたトップチャレンジリーグ第4節、
近鉄ライナーズ対中国電力レッドレグリオンズの試合で、ライナーズは55-0と無失点で圧勝しました。
前半は中国電力がディフェンスで粘り、ライナーズはゲームコントロールができていたものの圧倒できず3トライ。
しかし後半は修正され攻守で圧勝。6トライを量産しました。
スタンドの「今日は気持ちの良い勝利やった。さ、帰ろ帰ろ」感と打って変わって、有水HC(ヘッドコーチ)はこう語ります。
「前半は選手がバラバラに動いてONE TEAMで戦えていなかった。ゲーム自体は前半からコントロールしていたので、
あとは相手が元気なときにドミネート(圧倒)することが課題です。」といたって冷静。
今季初出場の選手も多かった今日の試合。
15フルバックのコンブリンクも今季公式戦初登場、チームへのフィットが急務です。
今後は「ONE TEAM」でどこまで点数を重ねられるかが焦点となっていきます。
試合を振り返ってみましょう。
キックオフからゲームの主導権を握っていたのはライナーズ。
スクラムは圧勝し、セットプレーも安定しています。
FWで勝って前に出たライナーズは前半7分、相手陣ゴール前でマイボールスクラム。
そのまま押し込み、ナンバーエイトのイオプアソが先制トライをあげます。
流れに乗りたいライナーズでしたが、ディフェンスの固い中国電力。前半中盤からは攻めあぐねます。
前半中盤からは連続でペナルティを犯してしまい自陣でのプレーが続きますが、突破口が開かれたのは前半36分。
ハーフウェイライン付近で継続していたライナーズは、ラックから9金が10ステイリンへ。
パスダミーで自ら走ってゲインすると、後ろから追いかけてきていたマシレワにパス。
10mラインから駆け抜け、相手ディフェンスを振り切ってトライします。ゴールキックも決まって14-0。
その後はハーフライン付近での攻防でしたが、前半42分にマシレワが相手ボールをインターセプトし独走トライ。Gも決まり21-0で前半を折り返します。
後半は終始ライナーズペース。
セットプレーで優位に立ち、相手陣のゴールライン手前に迫った後半7分。
イボールラインアウトからモールドライビングで2高島がトライを上げます。
後半13分にも同じくラインアウトからモールで今度は19ストーバークが1本奪い、勢いに乗ってきたライナーズ。
18分にはマシレワ、23分には高島、31分にはストーバークがそれぞれトライを決め、トライラッシュの時間に。
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後半39分、最後のトライを飾ったのは13井波・23矢次のBK陣でした。
相手陣10m付近のラックから21福居が右奥のスペースに蹴り込み、中国電力の選手がタッチへ。
すかさず井波が奪うと、クイックスローで矢次に渡しトライ。BKの抜け目ないプレーで試合を締めました。
後半は「ONE TEAM」で冷静かつアグレッシブなプレーを見せたライナーズ。
ただ、次節対戦の三菱重工相模原は、常にリーグ上位の実力あるチーム。
「今季やってきたことの、最初の試金石となるのが三菱重工戦。そこで出た課題を修正し挑むのが釜石戦。
そして最初のピークをドコモ戦に持っていく流れで考えています」と有水HC。
さあ、1stステージも折り返し。第5節は10月21日(日)秩父宮ラグビー場にて、三菱重工相模原ダイナボアーズとの対戦です。
12月23日の入替戦に向け、全勝優勝待ったなし! 上り調子で GO!LINERS!
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text by 野口美保(週刊ひがしおおさか)
[週刊ひがしおおさか プロフィール]
東大阪の地域情報サイト・週刊ひがしおおさか。
地域のグルメやイベント情報を日々アップしていますが、特に力を入れているのはラグビー。
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