【ラグビー】関西発 桜の戦士たち#1 ヴィンピー・ファンデルヴァルト
2019年04月16日 / ラグビー
2019年04月16日 / ラグビー
南アフリカで生まれ、現在は日本代表として活躍するヴィンピー・ファンデルヴァルト選手を取材しました。
ディカプリオ似の甘いルックス、シャイで笑顔が素敵なヴィンちゃんとはどんな選手?
19歳からプロとしてラグビーを職業にしているヴィンピー選手。
来日して6年、南アフリカから日本へ来た理由は、NTTドコモレッドハリケーンズからのオファーだったそうです。
Q:日本でラグビーをするのに、抵抗感はあった?
ヴィンピー:抵抗感はなかったよ。むしろ、日本の展開が早くてスキルが高いラグビーをリスペクトしていたからね。
Q:日本の練習には慣れた?
ヴィンピー:慣れてきたし、スキルも高くて、みんなが頭を使って練習している。でも、世界的にもNo1のタフさと言われているランニングメニューだけは苦手かな。
Q:母国の南アフリカではなく、日本代表を選んだ理由は?
ヴィンピー:日本でプレーして、来日2年目の頃から日本代表を意識するようになった。日本代表でW杯に出るのが目標になっていったし、W杯に出場することは、7歳でラグビーを始めた時からの夢だったからね。
2017年に代表初キャップを獲得。ラグビーは、人生の一部だと語るヴィンピー選手。
強みはディフェンス、なかでも特にタックルだそう。
そんなヴィンピー選手がラグビーをしていて一番嬉しい時はー満員のお客さんの中、ビッグタックルを決めて自分のプレーでお客さんが沸いている瞬間。
異国の地で躍動する夫を家族はどう思っているのか?
奥様のシャンティさんにお話しを聞いてきました。
奥様のシャンティさんも夫のヴィンピーさんの後を追って来日。
当初は驚くことの連続だったそうでー。
シャンティ:南アフリカの住んでいた街は、日本みたいにビルも無ければ満員電車もない。大阪という人口が多い街で生活していけるのか心配だった。でも、住んでいるうちに大阪の人の優しさを肌で感じ、
日本がより好きになっていったわ。
Q:ラグビーをしている旦那さんはどう思う?
シャンティ:怪我は心配だけど、誇りに思うしカッコイイわ。特に日本代表として、日本の為にラグビーをしているヴィンピーがね。だけど、どうしても試合を見ていると私も一緒にエキサイトしてきてしまうの。特に、あの長い髪を相手選手に引っ張られた時とかね(笑)
プロラグビー選手として生活している大黒柱は今日も家族を守る為、日々練習に励んでいる。
家族の想いも背負って、戦う桜のサムライ、その目には日本が目標とする「ベスト8」という文字が着実に捉えられていました。
貴重なOFFの1日にも関わらず、密着取材に終始笑顔を絶やさず、
答えてくれたお二人に心からの「ARIGATOU」をー。
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取材:三木章太郎
同志社大学ラグビー部出身
2017年 大学選手権ベスト4
ポジション:SH スクラムハーフ