上村愛子さんに憧れて…
冬のオリンピックで人気種目のモーグル。大阪産業大学に通う中尾春香(なかお・はるか)選手は、
スリースタイルスキー・モーグルで、故郷大阪から冬季五輪を目指し奮闘中!
中学1年生からモーグルを始め、今や日本代表として戦うほどの実力をつけた中尾選手。そんな彼女には、モーグルを始めるきっかけとなった「憧れの存在」が…。
【あすリートPlus 4月3日OA 再編集版】走れ修平! Part1 【あすリートチャンネル】
(中尾)「テレビを付けたらオリンピックがやっていて…上村愛子さん(元フリースタイルスキー・モーグル日本代表)に憧れました。【かっこいいな、私も愛子さんみたいになりたい】と思って、モーグルを始めました。(競技生活は)ずっと楽しいですね」
コーチと二人三脚で歩む、冬季五輪への道
中尾さんの練習拠点は、八尾市の体操教室。トランポリンを使って、難易度の高い空中技の練習に励みます。
彼女の横で指導をおこなうのは、元オリンピック選手の水野剣(みずの・けん)さん。
コーチとして、中尾さんがモーグルを始めた時から共に戦ってきました。
(水野コーチ)「(中尾さんは)ものすごい人懐っこいチワワのよう。でも、嫌いなことには唸る(笑)。自分の好きなことと嫌なことへの差がすごい(笑)。」
モーグルに一層の想いを懸ける中尾選手。6年前、「スキー場のない大阪でも安心して練習できるように」と、水野コーチが倉庫を改修して、ゼロから練習場をつくってくれました。
(中尾)「【大阪から冬季オリンピックに出たい】という気持ちを剣さんに伝えた時、協力して施設をつくってくれたり、すごく熱心に指導してもらったり…感謝の気持ちでいっぱいです」
(水野コーチ)「大阪というかなり厳しい環境でも、【頑張れば絶対上に行けるんだ!】という気持ちを持ちながら、これからも応援していきたいです」
大阪から「2026年冬季五輪」へ!
「生まれ育った大阪からモーグルのオリンピック選手になる!」その目標にまっしぐら、輝く彼女の瞳には、4年後の未来が映し出されています。
(中尾)「いろんな人に勇気や希望を与えられるように。自分でもオリンピックに出ると決めたので、そこは諦めず、もっともっと練習して上に上がっていきたいなと思っています」
大阪から2026年ミラノ・コルティナ五輪へ!中尾選手の挑戦は続きます。
(読売テレビ「あすリート」7月30日放送)
LIVE配信
関連記事
おすすめ記事
- 第523回 2024年11月23日放送
- 【アーチェリー】 パリ五輪代表 野田紗月(24=ミキハウス)
〜日本のエースアーチャーが見据える未来〜