【セレッソ大阪】都倉賢 チーム練習再開に「僕らの居場所はここだなと再確認できた!」 

2020年05月25日 / サッカー

緊急事態宣言が解除された大阪。
大阪市をホームタウンとするセレッソ大阪が3月27日以来、およそ2カ月ぶりとなるチーム練習を再開しました。



完全非公開で行われた練習は、トップチームを2グループに分け、グループを入れ替える形で、チーム内の接触を減らしすことを目的とし、また監督含めチームスタッフはマスク着用でトレーニングをスタートさせました。

久しぶりにチームメイトと顔を合わせて練習した都倉賢選手は、自粛期間中はオンラインでのトレーニングで最低限のを続けてきたことを踏まえながら、「リアルで顔を合わせられるのは幸せ。僕らの居場所はここだなと再確認できました。」と練習再開の喜びを語りました。

キャプテンの清武選手は、自身がプレーしていたドイツ・ブンデスリーガの再開について聞かれると、毎試合満員の中で試合をするドイツが無観客試合というのは、映像をみても練習試合かな?ぐらいな感じで見ていたので、それが公式戦だというのは違和感があったと答え、Jリーグの再開に向けては、「命という意味で考えてみれば無観客は妥当な判断だとは思うので。そういう意味で横断幕とかサポーターの声援を流して欲しいとか気持ち的にはあるんですけど。そこはリスクを避けながらやって欲しいので。無理をせずにと思います。」と、まずは命を大事にすることの重要性を伝えました。

チームを指揮するロティーナ監督は、「長い時間だったので退屈していた。他の人たちのために健康を一番に考えないといけなかったので、家で我慢していた」と自粛期間の2カ月を振り返り、そして6月下旬から7月上旬と言われているJリーグ再開に向けて、「今はプレシーズンみたいな感じ。いつものオフより長い期間練習できてないから、チームの状況30、40%くらい。(開幕予定の)1カ月くらいあればフィジカル的にも準備できると思うとにコメントしました。

9 都倉賢選手 インタビュー



Q.およそ2カ月ぶりの練習となるが練習再開しての心境は?
最初になった時はこんなに長くなるとは思っていなかったので、不安もありながらもZOOMを使ったトレーニングもやってくれましたし。最低限やってくれた中で今日を迎えられて、リアルで顔を合わせられるというのは幸せだなと。

Q.怪我でリハビリが続いた中で、元気なった今サッカーできなかった。サッカーに対する思いはありますか?
僕らの居場所はここだなという再確認できたことは、大きな発見でした。
個人のことを言えばで復帰はできていましたけど、膝の状態、コンディションを含めて100%ではなかったので。この中断中に怪我をしてから1年が経ち、前十字は1年以内の再発率が高いというデータが出ている中で、中断期間中にそこのハードルを越えられたのはプラスの材料と捉えているので。これからは自分の100%に向けて準備できるので僕はこの中断期間はポジティブに捉えています。

Q.リーグ再開まで1カ月という準備期間は十分ですか?
全然十分だと思います。ベースをみんなで作ってきたというのもありますし。一回中断したとは言えキャンプとかで戦術だとか、新しいチームづくりはで作ってきているので、やはり、キャンプで4週5週6週が必要なのは必要なのは新しいチームとかすり合わせる部分があるので。コンディションということを考えたら、4週間あれば実戦に向けてはほぼ問題なくできると思います。

10 清武弘嗣選手 インタビュー



Q.2カ月ぶりの練習再開しての心境は?
こんなに長引くとは思っていなかったので、気持ち的には難しかったですけど。僕たちはオンライントレーニングだったり、自分たちでできるトレーニングしたできなかったのでそれをやるしかなかったですし。コンディションを上手く保つのに必死だった。

Q.今日を迎えた心境は?
みんなに会えるのはすごい嬉しいですし、まだまだ距離を取ったりとかしていますけど、直接顔を見て話せるのは少し安心しました。

Q.久しぶりに思い切りボールを蹴ったときの感情は?
今まで普通にやっていたことが、できなかった日常が来て、やっとグラウンドでボールを蹴れることがすごい幸せだなって感じましたし。広いピッチでサッカーができるというのは自分の中ですごい嬉しかったです。

Q.中断期間中に新たに取り組んだことがあれば?
普段と変わらないことをひたすらやっていました。練習前にやっていることを一緒にルーティンはなるべく変えずにトレーニングはやっていました。特別何かをしたわけじゃ無いですけど、自分がすんなり練習に入れるように普段と同じルーティンをやって、オンライントレーニングをやるというのをやっていました。大きくは流れを変えていないです。普段とは。

Q.プライベートは
英語を始めたり・・・くらいですかね。あとは特別変わったことはしてないです。家族との時間が今まで以上に取れたのでよかったなと思います。

Q英語はなぜ?
全然話せないのでずっとやりたいなって気持ちはありましたし。ヨニッチだったり、そういう選手と英語で話したいなっていう気持ちもあるので始めてみました。

Q.練習してみてブランクは感じた?
ブランクは今のところ、そこまでは感じていないです。トレーニングもやってましたし、ずっと自宅と言うわけではなく、外で走りのメニューもありましたから、基本的にマスクをつけながら、人がいない時間に走ってはいたので。基礎体力面では落ちていないですけど、サッカー面では今からどんな影響が出てくるかというのは正直わからないです。走るのとサッカーの走りは全然種類が違うので。どういう影響が出てくるのかなというのは正直不安なところはあります。

Q.1カ月の準備期間は?
正直全然十分ではないと思いますよ。気持ちの面でも、体の面でもそうですし。丸2カ月くらい、1カ月半くらいやれていない中で、準備期間1カ月は正直どうなるかわからないですけど。リーグを始めないといけないというの中で、そこは自分たちも合わせていかないと思うので。十分か?っていったら十分では無いと思いますけど。
その中で、交代枠5名という噂もでていますし。選手を上手く回しながらという機会もあると思うので。そういうことをしながら、みんなが徐々にパフォーマンスを上げていければいいと思います。

Q.SNSでの発信が多かったが、自身の発信の影響力はどう考えますか?
特別大きく考えたことはないですけど、僕たちが持つ発信力は大きな意味があると思いましたし、メッセージとかで今日はこういう風にしてみましたとかトレーニング動画ありがとうございますと来た中で、少しでも家にいる子供達に参考になればいいなって程度で載せていたんですけど。あとは、普段見せられない、あまり普段のことは載せていなかったんですけど。サポーターの皆さんが僕たちをみれない、僕たちに会えないということでナルベル普段の姿を載せてみようかなということでやっていました。

Q.ドイツブンデスリーグが再開して、どう感じた?Jリーグも無観客での開催となりそうだが?
毎試合満員の中でやるドイツが無観客というのは違和感がありましたし、映像をみても練習試合かな?ぐらいな感じで見ていたので、それが公式戦だというのは違和感はありました。
Jリーグもそういう案は出ていますし、命という意味で考えてみれば無観客は妥当な判断だとは思うので。そういう意味で横断幕とかサポーターの声援を流して欲しいとか気持ち的にはあるんですけど。横断幕を貼るにしてもサポーターはスタジアムに来ないといけないし、一人では貼れないと思うので。なるべく密なことを避けると考えたら、選手たちがやるしかないですし。
なるべくサポーターは、大阪は緊急事態宣言は解除されたんですけど、なるべくまだまだ人混みを避けながらと考えて、やって欲しいと思うので。会いたいですし、声援も欲しいですし、横断幕もみたいですしというのもあるんですけど、そこはリスクを避けながらやって欲しいので。無理をせずにと思います。

Q.ドイツはPCR検査を毎週2回やっているが、Jリーグでもやってほしいという気持ちはある?
難しいところですね。発症していない人もいると思うので。その中で症状がなくて、症状がないのに試合に出れないのも・・・とは思うし。でも発症してない人が周りに広げてしまうというのもあるので。家族がいるので、スタートする前には全員がやったほうがいいんじゃないかなと思います。

ロティーナ監督 インタビュー



Q.3月27日以来の2カ月ぶりのグラウンドでの練習再開について
たくさんの長い時間だったので退屈していましたけど。
練習については、やっぱり久しぶりにグラウンドに立って、練習の環境に慣らしていかないといけないので、怪我のリスクが多くなるから慎重に行っています。

Q.2カ月は思った以上に長い印象でしたか?
確かに長かったですけど、他のクラブもそうでしたし。他の人たちのために健康を一番に考えないといけなかったので、そのメンタリティで我慢して家でゆっくりやっていました。

Q.リーグ再開は6月下旬か7月の予定ですが、どのくらいで全体練習を再開したいか?
再開の日はまだ決まっていないので、決まるまでは慎重に体をサッカーの環境にならしていて、再開の日が決まったら少しずつ、もうちょっと、サッカー的に相手も入れてやっていきたいと思う。まだまだ再開の日が決まらないとそんなにはできないので、今週は少しずつ体を作っていきたいと思います。

Q.実際にリーグで試合ができる状態を100%と考えたら、今の状態はどのくらい?
今はプレシーズンみたいな感じ。いつものオフシーズンより長い期間練習できていないから、パーセンテージでは具体的には返事できないけど、今だったら30、40%じゃないかと思う。チームはこの状況になったときにはいい感じでに作っていたから、そこから少しずつやっていけば再開までにいい準備できるのではないかと思います。

Q.ドイツが5月16日に無観客で始まりましたが、それを見てどう感じている?
スペインとかドイツも始まっているし、スペインももう少しで始まる情報ははいっている向こうのほうが日本よりコロナウイルスははすごい影響が出ているので、そういう面では向こうのほうが大変だったと思います。
それにドイツとかスペインは最後リーグ、シーズンをやっておかないといけない状況なので、日本とは状況が違います。日本の方が時間があるので7月から12月までで上手く組み合わせれば全部できる状況なので、向こうに比べれば違います。
僕らは観客ありでやりたいですけど、政府やJリーグが無観客で決めるのであれば従うしかない。1試合目2試合目やってから観客が入れるかもしれない。Jリーグや政府のルールに従ってやりたいと思います。

Q.開幕まで1カ月の準備期間で十分な時間だと考えていますか?
問題ないと思います。あと1カ月くらいあればフィジカル的に準備できると思います。ただすぐに試合は、新全試合や練習試合はできないですけど、再開までには問題なく準備できる。フィジカルもそうですけど、全部準備準備できると思います。

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