今週末28日に再開を迎えるJ2リーグ。
京都サンガF.C.の新スタジアム「サンガスタジアムbyKYOCERA」でホーム開幕となります。
対戦相手となるジュビロ磐田について、實好礼忠監督は「レベルの高い相手だと思います。FWに動き出しのいい選手がいるのとチームとして幅を取る戦術が浸透しているので注意したい」と分析しながらも、「自分たちがやろうとしていることを見つめてやりたい」と、まずは自分たちのサッカーの精度を上げることを優先に挙げたいとしていました。
そして、過密日程となる今シーズンの戦い方について、「シーズンが進めば進むほど疲弊するというよりは、チームが上がっていくような意識を持ちながら、チーム作りがどんどんどんどん良くなる意識も持ちながらやっていきたい。ピッチに立てる人間だけじゃなくてチームとして総合力で戦っていきたいです。」と成長をしながら一丸となって戦いたいとコメントしました。
今季から京都サンガに加入した元日本代表FWの李忠成選手は、再開試合がリモートマッチ(無観客試合)となることについて「サポーターと一緒に同じ空間でサッカーを楽しめないことは残念ですけど。J1昇格という僕たちの夢があるので、観客がいるいないというのは言い訳にはできないし、ホームなので勝点3を積み上げる事しか見えていないです。」とサンガスタジアムでの勝利を誓いました。
そしてサッカーができなかった自粛期間中を振り返り、「選手生命って長くて20年くらいだと思うんですけど、その中の1年がこういう形で削られてしまうのは、選手にとってはすごく大きな時間なので、残りの半年で爆発をさせるようにしたいです。」と力強くコメントしました。
同じく今季から加入の元日本代表DF森脇良太選手は、サンガスタジアムでの再開について、「どんな相手であろうと、ホームでは負け引き分けは許されないと。それくらい自分たちにプレシャーをかけて臨んでいきたいなと思っています。全員が同じ方向に向かって、ホームの試合は全てのゲームで勝つ。そのクオリティは見せていきたいと思っています。」と再開試合に無得て意気込みました。
また、チームのムードメーカーである森脇選手に新しいパフォーマンスについて聞かれると、「テレビを通して楽しんでもらいたいと思うので、サッカー選手である以上プレーでファサポーター応援してくれている人を熱くするというの大前提ですけど。それにプラスしてゴールした後とか、試合前後とか、ファンサポーターの皆さんに楽しんでもらえるようなプランはありますね。」とプレー以外でもサポーターを盛り上げる用意があることを予告していました。
實好礼忠監督 インタビュー
Q.今週末に再開されます。今の心境は?
平常心で淡々とというか粛々と準備しています。
Q.対戦相手のジュビロ磐田の印象は?
幅を効果的に使って、すごく選手個人のレベルも高いですし、自力もあるレベルの高い相手だと思います。
Q.磐田対策の落とし込みは進めていきますか?
多少はやろうかなと思っています。ミーティングでも磐田の全体像は把握したいと思いますし、それもトレーニングでも多少は落とし込みたいと思いますけど。自分たちのやろうとしていることを見つめてやりたいですね。
Q.磐田戦のポイントは?
FWのところに動き出しのいい選手がいるので、そこはポイントにもなりますし、チームとしては幅を取る戦術が浸透してるので、それは注意したいです。
Q.今日のトレーニングの内容、狙いは?
今日は週の中で一番キツイというか、狙いは自分たちのベーシックなところですね。戦えるか、球際とか切り替えとか、自分たちのベーシックなところの積み上げのところが狙いですね。
Q.過密日程となるシーズンの戦い方は?
シーズンが進めば進むほど疲弊するというよりは、チームが上がっていくような意識を持ちながら、チーム作りがどんどんどんどん良くなる意識も持ちながら、週2回のゲームもたくさんありますし。その辺も積み上げる形でやっていきたいです。あとはしっかりとゲームのところ、トレーニングであげるところ、必ず落とすところ。しっかりと落とすを作ってしっかりやりたいです。
Q.総合力が試されるシーズンだと思いますが?
最初からみんなで戦おうという考えでいますし、過密日程だからということは関係なく、アグレッシブにやっている選手をしっかりと使っていきたいですし、総合力というところではトレーニングするにあたってもたくさんのサポートがないとトレーニング自体もできないので、チームの人たちにすごく助けてもらっているので、ピッチに立てる人間だけじゃなくてチームとして総合力で戦っていきたいです。
李忠成選手 インタビュー
Q.今週再開のことについて
いい準備もできて待ち遠しいです。
Q.サンガスタジアムでの再開がリモートマッチとなることについて
サポーターと一緒に同じ空間でサッカーを楽しめないことは残念ですけど。J1昇格という僕たちの夢があるので、観客がいるいないというのは言い訳にはできないし、ホームなので勝点3を積み上げる事しか見えていないです。
Q.これだけ長い期間サッカーをしなかった期間はなかったと思うが?
怪我した時はこれくらいなかったですけど、チームが動いていないというのは17年間で初めてなので。選手生命って長くて20年くらいだと思うんですけど、その中の1年がこういう形で削られてしまうのは、選手にとってはすごく大きな時間なので、残りの半年で爆発をさせるようにしたいです。
Q.自粛期間中に取り組んだことは?
僕の場合はYouTubeをやったんですけど、そのYouTubeも選手の原体験というのを言語化することによって、いろんな人の気づきだったり学習につながってくると思ってYouTubeを始めました。
Q.反響は?
いろんな方から、自分と照らし合わせて壁を乗り越えられたとこか、これから頑張らないとといけないとか、サッカー以外の部分で、社会人として辛い部分、メンタルの部分で気持ちの持ちようをもっと視座を高く保とうとか、そういう声を聞けたのがすごく嬉しかったですね。
Q.サポーターに向けてメッセージを
今年はJ2優勝しか見えていないので、J2優勝してJ1に昇格する。そのための監督スタッフ選手というのは、僕が見ても周りから見ても100点満点の品揃えというか、選手揃えだと思うので、共に戦って目標を達成、J2優勝をしましょう!
Q.チームの成熟度、手応えは?
蓋を開けてみないとわかならいと思うので、ましてJ2というのは普通ですらタフと言われているJ2の中で、過密日程になる今年はとんでもなくタフなリーグになると思うので、総力戦として若手もすごく、僕から見るに力をつけているし、意欲的に練習に取り組んで能力も上がっているので。トップの選手だけじゃなくて若手の選手、19歳、20歳、21歳、彼らの力の台頭がJ2優勝に絡んでくると思うので楽しみです。
Q.リーグ戦で積み上げていく部分は?
スタートダッシュをいかに切れるかというところですね。開幕戦で負けてしまいましたけど、仕切り直せたのが僕たちにとってはすごく大きいですし、初戦がジュビロということですごくいい相手なので、ここを叩くことによって1、2、3と連勝すると自分たちも自信がつくと思うので。負けても連敗しないこと、最初にスタートダッシュで連勝すること大事かなと思います。
森脇良太選手 インタビュー
Q.今週末に再開することについて今の状況は?
非常にワクワクしていて、再開が待ち遠しい徐々に上がってきているので、しっかりと再開に向けて戦える準備を、残りの再開までの時間は過ごしたいなと思っています。
Q.対戦するジュビロ磐田の印象は?
磐田の映像はまだ多くは見ていないですけど、個人個人の技術、質は高いと思っているので、特に誰かを警戒するのではなくて、チーム全体として警戒しないといけないと思っています。ただ、自分たちが本来ある姿をしっかりとピッチの上で見せることができれば、必ず互角以上の試合はできると思っているので。もちろん磐田を警戒してより多くのスカウティングをしてゲームには望みますけど、自分たちのプレーをしっかり出せるようにやっていきたいと思っています。
Q.サンガスタジアムでの勝利にはこだわる?
もちろん!どんな相手であろうと、ホームでは負け引き分けは許されないと。それくらい自分たちにプレシャーをかけて臨んでいきたいなと思っていますので。僕だけじゃなく、出る選手、ベンチに控える選手、また試合メンバーに絡めなかった選手が一つになって、勝点3をもぎ取るために戦っていきたいなと。やはりそういう思いは全選手が共通して思わないと勝点3は取れないと思っているので。全員が同じ方向に向かって、ホームの試合は全てのゲームで勝つ。そのクオリティは見せていきたいと思っています。
Q.守備の手応え、課題、評価は?
いい部分と悪い部分両方あると感じています。リトリートして守備ブロックを作って守っている時は比較的チームとしてオーガナイズを取れて守れているんですけど。前からプレッシャーをかけていくときに若干脆さも見えるので、そういう部分は試合を通して改善していきたいと思っています。試合を通してしっかりやっていきたいと思っています。だけど多く重ねていくことでその部分は改善できると思っているので、90分闘う中でのゲーム体力はこれからもうちょっと身につけていく必要があるかなと思っています。
Q.ロッカーを分けられたりとコミュニケーションは取りにくい部分はあるかと思いますが?
本当にロッカーが別々の状況なので、ピッチに入ったところでしか話せない。ロッカーに持ち帰って今までは話していたことが話せないので、多少難しさはありますけど。よりピッチでの時間というのが濃い時間にしていきたいなと。練習が終わった後の話もそうですけど、練習中から気づいたことがあれば、みんなでコミュニケーションをとってという意識で取り組んでいるので。スムーズには来れていると思っています。
Q.今日のトレーニングの自身のテーマは?
今日はとにかく体力を戻すために、より今の状態を上げていくために、きつい中でも走り切るというテーマの中で臨んだので。今日のテーマは技術的な部分というより、体力の向上をテーマに自分に課してやりましたね。
Q.リモートマッチでの再開について
試合するにあたって、ファンサポーターの前でプレーできないというのは個人的な率直な感想で言えば残念です。ただ、こういう状況ですし、僕らは与えられた環境で常に全力でプレーすることが選手の使命だと思っているので、こういう環境をしっかりと楽しみながら、またブラウン管を通してテレビからファンサポーターが応援してくれていると思っているので。スタジアムで一緒に戦っている以上の熱量のブラウン管を通して伝えられるように僕らは頑張っていきたいなと。サポーターの皆さんにはいつもと違う感じですけど、違う雰囲気を思う存分楽しんでもらいたいなと思っています。
Q.無観客試合は浦和時代に経験されていますが(試合には出場せず)、雰囲気はどのような感じですか?
難しさというのは、僕がスタンドで上から見ていてもやりづらいなと。モチベーションの部分で大変な部分があるんじゃないかと上から見ていましたけど。実際に戦った選手に聞いても、一つ一つのプレーに歓声が沸かないとか、応援がなかったりは違和感があると言っていましたので。モチベーションを高く上げていくというのは意識的にやっていく必要なあるのかなと思っています。
Q.当時の話を森脇選手から発信されたりはしていますか?
まだ話はしていないですけど、聞かれたらそういう話はしたいなと思いますし、そういう話がなくても試合に向かっていくにあたって、自分が経験したことをしっかりと伝えていきたいと、みんなのテンションをいつも以上に上げていけるようにゲームに持っていきたいなと思っています。
Q.開幕前にエイエイオーの声かけが空気を作っていましたが、なにかパフォーマンスは考えられていますか?
テレビを通して楽しんでもらいたいと思うので、サッカー選手である以上プレーでファサポーター応援してくれている人を熱くするというの大前提ですけど。それにプラスしてゴールした後とか、試合前後とか、ファンサポーターの皆さんに楽しんでもらえるようなプランはありますね。それを披露できるようにしっかり試合を戦いたいなと思っています。そのプランは考えています!試合の時に楽しみに待っていただければと思います。ゴール後がめいんにはなってくるかなとおもいますけど、その部分で楽しんでもらえればと思います。
サンガスタジアムの初ゴールをみんな達成したいという思いはみんな強いので、磐田は強敵ですけど先制点をしっかりと取れるようにスタートからアグレッシブな姿勢を見せたいと思います。
オンライン取材ではGK加藤順大選手がちょくちょく顔を出してきます。
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