天皇杯の大阪府代表を決める大阪サッカー選手権大会。
4年連続大阪代表を目指すFC大阪は、準決勝で大学第2代表の関西大学と対戦しました。
この試合から2週間で4試合の過密日程となるFC大阪は、リーグ戦のメンバーからスタメンを変更。GK田中大貴、DF橋本侑紀、DF美馬和也、MF久保田駿斗、MF前田悠斗、MF朴利基、FW横野純貴が今季公式戦では初めてスタメンに名を連ね、システムも4バックに変更して試合に臨みました。
立ち上がりから主導権を握ったFC大阪は、左サイドのDF齋藤隆成、DF舘野俊祐が攻撃を組み立て、再三のチャンスを作ります。ところが前半で7本のシュートを放ったものの、ゴールネットを揺らすことができず。0−0で前半を折り返します。
後半7分、GK田中からのゴールキックを横野、久保田と頭で繋ぎ、ゴール前の木匠の足元へ。
相手DFを冷静に交わし、先制ゴールを奪います!
FC大阪は70分にFW川西誠、MF江郷下奨の攻撃のカードを切っていきますが、なかなか追加点を奪うことができません。試合終了に向け、勝利を確実にするべく、83分にベテランのFW塚田卓とキャプテンDF岩本知幸を投入します。
結局、木匠の1点を守り切ったFC大阪が1−0で関西大学を下し、決勝に駒を進めました。
26日に行われる決勝戦の相手は関西社会人サッカーリーグの第1部リーグに所属するFC TIAMO枚方となりました。
天皇杯の大阪代表を決める決勝戦の前に、今週末23日はJFL第17節、MIOびわこ滋賀との試合が行われます。中2日と厳しい日程となりますが、FC大阪はリーグ開幕3連勝をかけた一戦に挑みます!
2020年8月23日(日)15時キックオフ
FC大阪 vs MIOびわこ滋賀 @東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド
ライブ配信ページ▶ https://ytv-athlete.jp/lives/14903
今年は花園での試合は3試合行われますが、すべてリモートマッチの予定となっています。
ぜひあすリートチャンネルから熱い声援を送りましょう!
あすリートチャンネルでは今シーズンもFC大阪のホームゲームを全試合ライブ配信いたします。
塚原真也監督 インタビュー
Q.試合を振り返って
分析から関西大学さんは地上戦が強くて、テクニカルで、ボールを回されることは想定してました。ただうちの守備の強さとか、セットプレーの怖さを見せながらというのはずっと言っていたので、そういう部分は狙い通りで行けたかなと。ただ事故的な失点が怖かったですけど、そこは附木、橋本、田中、3人を中心に、最後に岩本を入れて問題なくクリアできたと思います。
Q.木匠選手の得点の評価は?
シュートはかなり素晴らしかったと思います。ポイントとしてはあそこにボールが落ちるというのは、相手のCB、SBが落とすというのがあったので、そこを突けというのは言っていました。
Q.追加点が欲しかった?
結果が全てで、まずは勝つことが大事です。
その中で内容を求めたいですが、そこのバランスが難しいですけど、とにかく勝ってMIOと戦うというのが一番の狙いだったので、そこに関して選手を褒めたいです。
Q.天皇杯予選決勝に向けて
TIAMO枚方さんは、厄介で技術のある選手が多いので、そこに向けて分析して、戦っていきたいです。
Q.過密日程の中でのリーグ戦MIO戦に向けて
苦しいというかポジティブに捉えていて、ここでこのメンバーで勝ったというのがチーム的にはポジティブですので、この勢いのままMIO戦に向かいたいです。
7 MF 木匠貴大選手 インタビュー
Q.今日のゴールを振り勝って
立ち上がりからゴールを決めるつもりでどんどん前に行っていたので。(横野)純貴くんから(久保田)駿斗と頭で繋がってきたので、シュートを打ちました。
Q.試合を振り返って
関西大学は上手い選手も多かったですけど、自分たちがチームでしっかりとボールを撮りに行くとか、全員が意思統一をしてできたと思います。
Q.FC大阪の方が選手全員が声を出していたが?
リーグ戦でもしっかりとアップからできているのですが、メンバーが変わっても、そこでの差はなくそうと監督から言われていたので、チーム全員で声を掛ける意識はできていました。
Q.FC TIAMO枚方の印象は?
上手いチームだと思うし、Jリーグの選手も多いけど、関係ないと思っています。今日みたいにしっかりとファイトして1体1で負けない、気持ちの面でガツガツと戦っていたらチャンスは来ると思うので、そこで決めきれたら勝てると思うので、必死にやります!
Q.23日の試合でもゴールは?
そこは常に意識してるので、1点がどのタイミングで入るのかっていうのがあったので、天皇杯ですけど早めに入って良かったです。連続ゴールを狙ってチームが勝つことを優先に。
Q.サポーターにメッセージを
応援ありがとうございます。会場に足を運んでもらうのは厳しい時期ですが、応援してもらっているのはわかっているので、これからもよろしくお願いします!
38 MF 朴利基選手 インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
監督が試合前にどんな内容でも勝とうということを意識していたので、チームでそれは共有できて、どんなに泥臭くても勝って終わろうというのをみんながフィールドで表現できたかなと。個人としてはバタバタなる試合展開が想定されたんですけど、相手が回してくる分、自分たちが取った時にどこかで落ち着かせるというか、ワンクッションを置くプレーを心がけたんですけど。なかなか落ち着かせることができなかったのでそこは反省かなというのはありますけど、とりあえず勝てたので良かったかなと思います。
Q.オフに故障で別メニューもあったが、今日のスタメンはどう感じている?
嫌なタイミングで怪我が重なって、なかなかチームに、試合に絡めなかった期間が長かったので。それでもやり続けて、いつかチャンスを掴もうという気でやってきたので、今日90分フルで戦えたのは自分にとってはすごくプラスになりましたし、これからリーグ戦とかで続けていければと思います。
Q.今後に向けて
どのチームも過密日程でしんどいと思いますけど、自分たちだけではないので、それを理由にしないでやれることをやって。最終的に結果がついてきたらいいかなと思います。
Q.サポーターにメッセージ
今年はコロナの情勢でなかなか試合会場にきて試合が見れない状況が続いていますけど、自分たちは皆さんが試合を見れる時までには上位にずっといて共にJ3昇格を分かち合いたいのでこれからもよろしくお願いします。
30 GK 田中大貴選手 インタビュー
Q.今日の試合を振り返って
デビュー戦ということもあり、固く入ってしまったところもあるんですけど、周りがいい掛け声をしてくれたこともあり、力が抜けてプレーできたかなと思います。
Q.無失点で終えられらことについて
最低限の仕事はできたかなというのはありますし、最終的にはみんなが体を張ってくれたおかげで無失点で終えたので、僕一人の力ではなく、みんなにありがとうと言いたいです。
Q.得点につながったゴールキックは?
(横野)純貴くんを狙っていて、前半は向かい風で乱れたところもあるんですけど、後半は安定していましたし。木匠選手は普段からシュート練習をさせてもらって、シュートの上手い選手なので信頼していて、決めてくれるだろうなって思っていたら決めてくれたので助かりました。
Q.サポーターにメッセージ
応援してくれてありがとうございます。リモートという形になりますが、非常にたくさんの応援が届いていまして力になっています。いつになるかわからないですが、足を運んでもらった際には、今までたまった分を爆発させて僕らの力になると思いますのでよろしくお願いします!
6 DF 舘野俊祐選手
Q.今日の試合を振り返って
天皇杯は大学生が相手になりますけど、とにかく内容より結果に拘っって行くことなので、そういう意味では1−0で勝ち切れたので今日は非常に良かったと思います。
Q.4バックからのスタートしたことについて
僕も正直どうなるかというのはあったんですけど、小さい時から4バックでやってきたことが多い選手が多いので、どこか染み付いている部分があったと思うし。あとは練習の中でうまくいかない部分とか問題点は出ていたので、その中でアップからいい声もかかっていたし、守備のところもアップから行けていたので、そこで僕は今日はいけるなというふうに変わったんですけど。今年初めて公式戦に出場する選手が多い中で、本当に最後まで走って勝ち切れたのでよかったです。
Q.FC TIAMO枚方の印象は?
本当にJ1のチームで10番をつけていた選手が、監督さんもそうですけど、個々の力が凄くしっかりしていて、組織でパスをつないで崩してというのが試合巧者というか、そういう印象なので、僕たちのストロングであるプレスをかけ続けるというのをやり続けば僕たちにもチャンスはあると思うので。どんな形であれ、PK戦まで行ったとしてもしっかり勝ち切ることが大事だと思うので、勝ち切りたいと思います。
Q.サポーターにメッセージ
今日は無観客試合で配信も無かったので、結果を追ってもらっていたのともうんですけど、早く皆さんの前で試合したいですし、結果で皆さんに元気だったり、勇気づけられるように、僕たちは一丸となって頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
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